ふるさとの歌の中で
約二千二百年前の中国。楚の国の項羽は、漢の劉邦(りゅうほう)の
軍勢に取り囲まれました。
そして、信じられない歌声を聞きます。
敵の大軍が、自分のふるさと、楚の国の歌を歌っているのです。
愕然とした項羽たちは、歌う気力をなくし、劉邦軍に敗れたといいます。
「史記」に残る「四面楚歌」の故事です。
歌が、戦いの行方を決したわけですね。
この項羽の愛人が、虞美人です。彼女も、この戦いで、項羽と共に死んだといわれています
彼女の血のあとに、赤いひなげしの花が咲いたことから、人々は、ひなげしのことを、
虞美人草と呼ぶようになりました。
それぞれの思いで聞く、ふるさとの歌。虞美人草も、もう、心おだやかに、
ふるさとの歌を聞くことができるようになったことでしょう。
美人の日本語 山下景子書より
白花トキワマンサク あまり近場では見かけませんね~珍しいです!!
モッコウバラ 仲良く並んで・・・
多肉植物の寄せ植え
多肉植物の雨上がりの雫・・・
FC2ブログ 宜しかったらのぞいてくださいね
宜しく御願いします
風に吹かれるままに・・・