雪洞
~あかりをつけましょ ぼんぼりに~ (サトウハチロウ)
もともと雪洞は、「せっとう」と読んで、お茶席にお客様がいない時、炭を
長もちさせるために炉にかぶせておく覆いのことでした。
白い紙で作り、くりぬいた窓をあけていたので、雪の洞穴に見たててそう呼ぶようになったのでしょう。
それを照明器具にしたのが雪洞だといわれています。
「ぼんぼり」は、ぼんやりとか、ほのかという意味の言葉。 あかりが、ぼんやりと
見えるので、こう呼ぶようになったのですね。
最近では、ひな祭りよりお花見の時のほうが活躍するのかもしれません。
雪洞が演出するほのかな明りは、艶かしい春の風情です。
何でも、はっきり見えるのがいいとは限りません。
雪洞のようなやさしい眼差しも、時には必要かもしれませんね。
美人の日本語 山下景子書より
家に引き籠っています。マスク・トイレットペーパー・スコッティ・除菌・
スーパーでお米・カップラーメンなどなど並んで並んでいますね~
品物が無い(@_@) 如何なっているのでしょう❓
早く「コロナウイルス」終わらないでしょうか。