長崎県波佐見町 の「鬼木(おにぎ)の棚田」
【棚田百選の棚田】
長崎県波佐見町はやきものと棚田の郷と呼ばれる。
それを代表するのが、波佐見焼の窯元が集まる中尾山と、近年、棚田で名を馳せる「鬼木の棚田()」である。
「鬼木の棚田」は町の東南部、「波佐見町の奥座敷」とも例えられる。
虚空蔵(こくぞう)山系の標高120~200mの山裾に、20ha、400枚の石垣の田がゆったりと広がっている。
起源は江戸時代中期といわれ、明治時代前期には現状の姿をなしたと伝えられる。
毎年、9月23日には「棚田は21世紀の社交場」をテーマとした「鬼木棚田まつり」が開かれる。
農産物収穫体験、棚田ウォークラリー、伝統芸能「鬼木浮立)」の実演など盛りだくさんの内容で、地域の年中行事としてすっかり定着した。
撮影者:今井 英輔
撮影日:9月6日
投稿者:今井 英輔
撮影日:9月6日
投稿者:今井 英輔
【交通】
●鉄道・バス / JR九州「川棚駅」よりタクシーで約20分。
●車 /西九州自動車道「波佐見・有田IC」から約15分。