長野県大町市の「重太郎」
【棚田百選の棚田】
「重太郎」の名前は、第2次世界大戦末期この地区に農業用水を引いて
開田を行った「勝野重太郎氏」から付けた地名です。
山間部の日当たりの良い台地に水田を開こうとするとき、
その台地よりも高い位置、すなわち谷の源流から山腹に長い堰を造って
導水しなければならないため、水田を開くことは村人の抱える悲願でした。
「重太郎」の棚田は大きく分けて3ヶ所の棚田に分かれ、それぞれに名前が付いています。どの棚田も急傾斜地をうまく利用した棚田です。
「重太郎」の棚田は大きく分けて3ヶ所の棚田に分かれ、それぞれに名前が付いています。どの棚田も急傾斜地をうまく利用した棚田です。
写真はその一つの「押の田棚田」です。
区画整理されていないこの押の田の棚田は、昔の集落と棚田を感じさせる雰囲気です。
撮影者:今井 英輔
撮影日:8月8日
投稿者:今井 英輔
【交通】
●鉄道・バス/大糸線「信濃大町駅」下車→タクシー30分
●車 /長野自動車道「豊科IC」→北アルプスパノラマロードへ→県道55号線約8km