(開催前に、小田原駅東口にて)
決算特別委員会は最後の総括質問となりました。各委員の質問に市長、執行部が回答をします。問題となっている「『世界城下町サミット』決算額・約7百万」は集中審議]市長を含む4名のブルガリア、イタリア、ドイツへの視察の経費、いつどこで誰がこの企画を言い出したのか、事業費を執行する際の手続上のことなど、問題点や疑問点が次々と出されました。
私は①3カ国の視察で、世界城下町サミットの開催目的と照らし合わせたときに、どのような費用対効果が得られたのか②障害者、高齢者などは福祉サービス利用料などの負担増で大変厳しい状況がある。今は、こういったところにこそ市費を投入すべき。なぜ今、世界城下町サミットなのかなどと質しました。
市長からはマニフェストで世界城下町サミットの開催を掲げてきた。その実行、実現に向けて行なっている。何か外に向かって雄々しく立ち上がれる。新しい交流の目をしっかりと持ちたいなどと回答がありました。
「地域の活性化や市民の生活向上を図る」これが世界城下町サミットの開催目的。どこに地域の活性化や市民の生活向上を図ることができるという根拠があるのか。根拠がくっきりとしていないことが最大の問題点だと感じました。