代表質問は28日にしました。今回は大きく3つの角度から市長に質問しました。一つ目は市長の施政方針、政治姿勢ついて、二つ目は不要不急の大型公共事業について、三つ目は市民要望に応えた施策の展開についてということです。
1つ目については国の暮らしや福祉にかかわる問題をとりあげて、そこについてどのように市長は受け止めているのかを率直に聞いたものです。
若者を辛い目に合わせている派遣労働の実態、高齢者の命や健康に心配が大となっている後期高齢者医療保険、医師不足の大問題など。市長は「政治の責任だけではない」などと答えたのでした。何を言わんとしているのかはわかっても私には「政治の責任は大きい」と何よりもそのことが感じられそのままの言葉を市長に返させていただいたのでした。
二つ目については不要不急の大型公共事業は福祉などの予算を圧迫しているので一切やめるべきではないか、予算は暮らしを支え、福祉、教育予算に換えていくべきではないか。ということで見解を聞いたものです。
巨費が投じられ既にある小田原駅東西自由連絡通路。市議団では市民要望には賛成しても事業が巨大化してきたことで中止を求めてきました。今同時進行中の(仮称)城下町ホールは見直しを求め、駅再開発ビルは中止を求めているところです。不要不急な大型公共事業に使うお金があるならば、保育園などの切実な施設要望にこそ応えていくべきと見解を聞きました。
市長からは福祉などの予算を圧迫しているとかしていないとかそのようなことではなくて・・・といったような答えが返ってきたけど実際に大切な福祉予算などが削られたり廃止となっていることは事実で、これってやっぱり福祉などの予算が圧迫されているということになるのではないかと再度その点について聞いたのでした。
3つ目については医師不足のため医師の確保につて、国保・介護保険料の引き下げなどについて、保育園の増設・新設を、児童館の必要性についてなどなど質問したところ前向きな回答もあってよかったと思いました。
代表質問の時間の割り当ては50分。長いようで短く感じた瞬間でした。これから本格的に2008年度の予算について論争が始まります。市議団は予算特別委員会でもがんばるぞ-