始まった予算特別委員会。市長の挨拶に続き、一般会計の議会費、総務費の総務・企画、公債費などに関して審議となりました。
私たちの会派からは関野隆司議員が委員となっています。そこで、質問はというと①市税について②国際医療福祉大学の補助金について③繰り替え運用について④合併検討会の負担金について⑤平和施策について⑥臨時職員の賃金についてなどとなった。
国際医療福祉大学への補助金は平成17年から22年まで合計で3億円支払うことになっている。平成17年から19年までに1億5千万円が支払われている。
なぜこのように1大学に多額な補助金を支払わなければならないのか?確かその理由に人材の広域性、学生が来れば経済効果が上がる、医療福祉大学なので市民の健康増進にも寄与するとかいくつかの理由があって根拠となっていた。
小田原医師会ではこのような市のあり方に最初から地域医療の連帯を崩すおそれがあるなど根強い反対意見があったが、今日の執行部からの回答を聞いていて、何といまだに状況は変わらないということがわかるのだった。地域医療を大きく担う医師会の理解なくして市民の健康増進とはきびしい期待感だと思う。