少し年上のA子さんのご家族から障害福祉に関することでご相談があったのは少し前のこと。A子さんにお家に伺って初めてお会いしたときには障がいの重さにくらべて、とにかく笑顔がさわやかなことが深く印象に残りました。
A子さんは立っていることも、歩くこともできないのでもう何年も一歩も外へ出たことがありません。お耳もご不自由で筆談でやりとりをしています。
障がいは生まれながらにしてあったようですが、A子さんは小学校、中学校と進み中学校の途中から市外の施設に通わざるを得なくなったということでした。でもお家の方が言われるにはその頃からA子さんはがぜん強くなっていたっということで、お話を聞きしそのこともとても印象に残りました。
さてA子さんのご家族は全員がお体が弱くて、市の障害福祉課の窓口でも丁寧にアドバイスをお受けしたように、やはり地域包括センターの支援が必要だと思い利用するようにお勧めしました。そして「センターから人が来てくださってとても親切にしていただいている」とのうれしいご連絡を頂いたのはそれから何日かしてからのことでほっとしたのでした。
きょうはご相談されていたことの続きをしました。ご要望されていることがかなうといいと思うのですが、それにはまだ時間といくつかのハードルがあるようです。それにしてもきょうの笑顔もさわやかでした。A子さんから元気いただいています。