本会議2日目。日本共産党市議団の関野隆司、原田敏司両市議と田中の3名全員は執行部の提出した議案について質問しました。
関野市議は小田原市看護士奨学金貸付条例の一部を改正する条例、及び小田原市立病院事業会計補正予算の貸付金に関連することで質疑。
今回の改正の趣旨は市立病院の十分な看護体制の確立を図る観点から看護士等奨学金の額を月額3万から5万に引き上げるというもの。(1930万の計上)
そこで①奨学金の実績はどうなっているのか②平成21年4月の看護師の採用は何人でその内新卒は何人か③今年の奨学金を受ける人の実績はどのくらいか④市内には看護学校等の養成施設がいくつあるのか、市立病院に採用されているところはどこなのか、などと質問しました。
答弁は奨学金制度は平成11年から休止となっていたが、平成18年に再開。平成21年の市立病院の採用は32人で内新卒者は21人。奨学生は14人ということでした。
今年の奨学生は8名が継続で新規は20名予定とのこと。市内には看護士の養成施設は5箇所で小田原看護学校、小田原高等看護学校より市立病院への採用があるとのことでした。
原田敏司市議は市民ホール用地拡張に伴う補償調査委託料について質疑、①地権者は何人いるのか②地権者との話の進展状況はどうなっているのかなどと質問しました。
答弁は地権者は全部で15人。その内土地所有者が8名などとなっています。地権者の方々とはホール見直しの経緯、まちづくり検討委員会の検討結果、拡張方針を説明しているとか。地権者の大半は交渉のテーブルに着くということだが一部については反対があるとのことでした。
さて今回私は、国の平成21年度補正予算第一号に伴って追加議案が提出されたのでその議案にある、新型インフルエンザ対策用防護服等購入費について質疑。
①防護服等とあるがどのようなものをどれくらい購入するのか②それらはどのような効果があるのか③県西総合センター内にある発熱相談センターへの新型インフルエンザに対する問い合わせは何件となっているのか④新型インフルエンザは終息に向かっているとは思えないがその辺りはどのように考えたらよいのかなどと質問しました。
何でも防護服は全部で3120セット用意し、その他マスクやアルコール消毒液を備えるとかで、効果については標準予防策に基づくものとなっているということが分かるのでした。
発熱相談センターへには4月設置から6月10日までに851件の相談があったとのことで、市民の心配は大きいと感じました。市でも当番制で相談に応じてるが5月20日から現在までに40件の相談があったとのことです。
新型インフルエンザが終息となるにはまだ々のようです。心してかかっていかなけらばならないことを実感するのでした。(詳しくは後日のインターネット中継をご覧くださいませ)