りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

ハサップの国際的な衛生管理の手法に期待したいですね

2022年02月24日 | 市議会

 22日の建設経済常任委員会は議案8件、報告案件4件など審議されました。この委員会に日本共産党からは横田英司議員が審議に臨んでいます。

 一般会計にある水産物加工事業補助金は、水産物加工処理施設HACCP・ハサップに対応した施設にし、機能の向上を図る。プレミアム商品券は地域におけるデジタル化の推進を図るため前回に引き続き紙とデジタル双方の商品券を発行するとしています。

いずれもコロナ禍で運営に苦慮する小田原市漁業協同組合の加工業、市内の商業者と市民の生活を支援するための施策ということになっています。

 横田議員の質疑

 横田議員は、ハサップについて、市の方針か?それとも組合からの要望か?、認証どうなっているのか?、活用できるスケジュールどうなっているのか?等質疑。

プレミアム商品券については、経済効果の検証はどういう風な効果があったのか?紙対応によるものとデジタルによるものとの、要するにバランスについて等質疑しました。

ハサップの承認手続きについて

 それに対してハサップは2021年6月から全ての食品事業者に完全義務化されている。衛生管理してきたが施設にまで出来ていなかったので、今回はそこを改善し、ハサップの承認手続きを進めている。組合からも早くという要望あり、できるだけスケジュール短くしたい。夏ごろをめどにしたい等答弁がありました。

プレミアム商品券の経済効果について

 プレミアム商品券の経済効果については、第2弾の発行総額7億6千万のうち6億6千7百万の9割弱が換金されている。3か月でこれだけの額が動いたが効果あったと言える。全てが経済効果と言えないまでも、商業者、市民の方から購入するきかっけを与えて頂いたなど感謝があった。地元共通券では普段あまり来て頂けない人も来て頂いたなど答弁がありました。

 第3弾につては紙3万、デジタル3万。第3弾の事業開始まで時間があるので商業者向け説明会開く、そちらに参加して頂こうと考えている。紙は全くゼロと考えていないが切り替え望ましいと考えている等ありました。

アンケートの分析評価を求めました

 横田議員は効果検証になると考えるプレミアム商品券に関する1000人対象のアンケートにも触れた。これは来月締め切りということだが、事業の分析評価になると考えます。

 横田議員は質疑をお通して、地域の商店からはなじみの方が使い残した商品券を地元の店で使いたい、(コロナで大変な為)地元を応援したいと購入して行かれると地元商店の様子を紹介し、デジタル化については地元の業者の中に紙しか使えないという声があるなど実態を述べました。

 ハサップは国際的な衛生管理の手法

 なお最後になってしまったけど、ハサップは国際的な衛生管理の手法。今回この為購入する主な予定器材等は①ベルト式ヘットカッター(さつま揚げ&蒲鉾づくりに適している販路に期待)②スチームコンベクションオーブン③プレハブ型屋内冷凍庫④コンテナ型屋外原料保管冷凍冷蔵庫等。予定額の27,000千円の財源は全額国庫支出金となっています。