りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

大切な市民の活動の場はどうなるの?

2008年03月05日 | *市*議*会*

 予算特別委員会2日目。

 関野隆司議員は①ミュージックストリート②広域証明発行サービス③防災リーダー④市民活動サポートセンター⑤(仮称)城下町ホールについてまず取り上げました。

 その中で、市民活動サポートセンターについては利用者・団体はどのくらいとなっているのか、サポートセンターの今後の選定は
どこになるのかを聞きました。

 結果5年間の利用者の推移は平成13年度に157団体6883人だったのが平成18年度では345団体17000人台と大幅に増えていて、今後の場所については駅周辺で空き店舗とかの対応で設置場所とするなどという考えがあることがわかりました。

 市民活動サポートセンターは平成13年に市民会館本館に設置されたもので、市民のあらゆる活動にはもってこいの中心的存在となっています。でも市民会館の本館機能は今計画中の再開発ビル(お城通り地区再開発事業)に移転するといっているので今の場所からはなくなります。また市民サポートセンターは再開発ビルに移転ともなりません。

 市民活動サポートセンターは主となるミーティングルームなどが無料で、収容人数は100名、市民活動にとってはこれほど欠くことのできない場所はなく、市民会館の本館機能を移転するというのであればなぜ市民活動サポートセンターが他のものと一緒に一緒のところに移転とならないのか、納得できないところです。

 今ある再開発ビルの計画に根本から納得できるものではないけど市民活動サポートセンターの取り扱い方1つ取ってみても本当に納得できないものがあります。


補助金カットって言っているわりには・・・

2008年03月04日 | *市*議*会*

 始まった予算特別委員会。市長の挨拶に続き、一般会計の議会費、総務費の総務・企画、公債費などに関して審議となりました。

 私たちの会派からは関野隆司議員が委員となっています。そこで、質問はというと①市税について②国際医療福祉大学の補助金について③繰り替え運用について④合併検討会の負担金について⑤平和施策について⑥臨時職員の賃金についてなどとなった。

 国際医療福祉大学への補助金は平成17年から22年まで合計で3億円支払うことになっている。平成17年から19年までに1億5千万円が支払われている。

 なぜこのように1大学に多額な補助金を支払わなければならないのか?確かその理由に人材の広域性、学生が来れば経済効果が上がる、医療福祉大学なので市民の健康増進にも寄与するとかいくつかの理由があって根拠となっていた。

 小田原医師会ではこのような市のあり方に最初から地域医療の連帯を崩すおそれがあるなど根強い反対意見があったが、今日の執行部からの回答を聞いていて、何といまだに状況は変わらないということがわかるのだった。地域医療を大きく担う医師会の理解なくして市民の健康増進とはきびしい期待感だと思う。


代表質問を終えて

2008年03月01日 | *市*議*会*

 代表質問は28日にしました。今回は大きく3つの角度から市長に質問しました。一つ目は市長の施政方針、政治姿勢ついて、二つ目は不要不急の大型公共事業について、三つ目は市民要望に応えた施策の展開についてということです。

 1つ目については国の暮らしや福祉にかかわる問題をとりあげて、そこについてどのように
市長は受け止めているのかを率直に聞いたものです。

 若者を辛い目に合わせている派遣労働の実態、高齢者の命や健康に心配が大となっている後期高齢者医療保険、医師不足の大問題など。市長は「政治の責任だけではない」などと答えたのでした。何を言わんとしているのかはわかっても私には「政治の責任は大きい」と何よりもそのことが感じられそのままの言葉を市長に返させていただいたのでした。

 二つ目については不要不急の大型公共事業は福祉などの予算を圧迫しているので一切やめるべきではないか、予算は暮らしを支え、福祉、教育予算に換えていくべきではないか。ということで見解を聞いたものです。

 巨費が投じられ既にある
小田原駅東西自由連絡通路。市議団では市民要望には賛成しても事業が巨大化してきたことで中止を求めてきました。今同時進行中の(仮称)城下町ホールは見直しを求め、駅再開発ビルは中止を求めているところです。不要不急な大型公共事業に使うお金があるならば、保育園などの切実な施設要望にこそ応えていくべきと見解を聞きました。
 
 市長からは福祉などの予算を圧迫しているとかしていないとかそのようなことではなくて・・・といったような答えが返ってきたけど実際に大切な福祉予算などが削られたり廃止となっていることは事実で、これってやっぱり福祉などの予算が圧迫されているということになるのではないかと再度その点について聞いたのでした。

 3つ目については医師不足のため医師の確保につて、国保・介護保険料の引き下げなどについて、保育園の増設・新設を、児童館の必要性についてなどなど質問したところ前向きな回答もあってよかったと思いました。


 代表質問の時間の割り当ては50分。長いようで短く感じた瞬間でした。これから本格的に2008年度の予算について論争が始まります。市議団は予算特別委員会でもがんばるぞ-