少し年上のA子さんのご家族から障害福祉に関することでご相談があったのは少し前のこと。A子さんにお家に伺って初めてお会いしたときには障がいの重さにくらべて、とにかく笑顔がさわやかなことが深く印象に残りました。
A子さんは立っていることも、歩くこともできないのでもう何年も一歩も外へ出たことがありません。お耳もご不自由で筆談でやりとりをしています。
障がいは生まれながらにしてあったようですが、A子さんは小学校、中学校と進み中学校の途中から市外の施設に通わざるを得なくなったということでした。でもお家の方が言われるにはその頃からA子さんはがぜん強くなっていたっということで、お話を聞きしそのこともとても印象に残りました。
さてA子さんのご家族は全員がお体が弱くて、市の障害福祉課の窓口でも丁寧にアドバイスをお受けしたように、やはり地域包括センターの支援が必要だと思い利用するようにお勧めしました。そして「センターから人が来てくださってとても親切にしていただいている」とのうれしいご連絡を頂いたのはそれから何日かしてからのことでほっとしたのでした。
きょうはご相談されていたことの続きをしました。ご要望されていることがかなうといいと思うのですが、それにはまだ時間といくつかのハードルがあるようです。それにしてもきょうの笑顔もさわやかでした。A子さんから元気いただいています。
朝出かけに電話にて相談が入り、今日はその相談について調査をしたり、6月議会も近いので会派で打ち合わせがあるなど、気がつけば一日の大半を庁舎で過ごしていました。
帰り道、ここはひとつ大回りしてからということで、足はひたすら急ぎ足で小田原城址公園を目指しました。
到着・・・。午後6時ともなればすっかり城址公園は静まり返っていて昼間の趣とは大違い。落ち着いた雰囲気の中に実はお目当ての花菖蒲が青、薄紫色、紫、白などのきれいな色を放っていてやっぱり来てよかったと思ったのでした。
紫陽花も咲いてたー昼間の打ち合わせで、小田原の花や木についていろいろと語り合う場面があって、市内で四季折々に咲く花が小田原の大きな観光資源になっていることを確認したのでした。
花は理屈ぬきに見る人をひきつけます。それだけ魅力があるってことですよね。。。小田原城花菖蒲まつりが6月6日から28日まで開かれますよ
29日の臨時議会で、「小田原市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」に原田敏司議員が日本共産党小田原市議団を代表して反対討論をしました。
この条例は地方公務員の夏のボーナスを減額するもので、一般職員は再任用職員以外0・2ヶ月(10%)も削るというものです。ちなみに市長、副市長、教育長も0・2ヶ月削るとなっていますが、市長など特別職の削るとはわけがちがい、一般職員の大幅な減額は見逃すことはできません。
人事委員会の勧告は通常であれば8月に民間給与等を調査して、秋口に給与等の改定を行って12月議会に提出されるもの。今回はなんでも暫定措置だということで、8月の調査を受けて年末に調整するとなっています。
原田議員が討論でも述べましたが、神奈川新聞が報じた(5/14)浜銀総研の「県民のボーナス見通し」では収益悪化を背景に前年比8・3%減となりバブル後最低水準に落ち込みそうだとしているが、それでも前年比8・3%減で、公務員の一般職の10%より低くなっていることが判ったのです。民間企業の下げ率を上回る下げ率にするとは・・・?!どこに根拠があるのだろうかと思い、はなはだ疑問です。
とにかく今回の人事委員会のやり方は異例中の異例で、不況のなか暮らしが大変になってきている今、一般職員の大幅な減額とは本当に納得がいかないものです。
条例改正には日本共産党は反対。それ以外の議員の賛成多数で可決となりました。