昭和の昔を思い出し出し描いたイラスト
おばあさんが蒸した茶葉を揉んでいる設定
いたずらな女の子が干している茶葉を放り上げている図
わしが子どもの頃のお話
我が家では食べ物のほとんどを自給自足で賄っていた
米 野菜 味噌 醤油を始め
お茶 小麦 そば粉 玉子 漬物などなんでもござれ
買うものは塩 砂糖 魚など限られたものだけでなくだった
そのほとんどを祖父 祖母が作った
この時期は新茶の時期
山すそで作ったお茶の葉を摘み
リヤカーで持ち帰り かまどで蒸す
蒸しあがった葉は敷いたむしろの上で
ひたすら揉むのだ
手伝ったがこれはかなりきつい作業だった
もみあがった葉を乾燥させるのは子どもの仕事
出来上がったお茶は子ども心に
格段美味しいとは思わなかったが
今思えばなんと贅沢だったことか
こんな経験をした世代も
もう少なくなった