札幌の公園で見かける野鳥たち

近くの公園や河川敷中心の野鳥観察日記です。

3/11 スズメの新居選び

2022年03月11日 | 公園の野鳥2022
すっかり春の陽射しとなった公園ではカラ類の混群もバラけてきたようで、代わりに少数
での行動が目立つようになりました。そろそろ新婚生活の準備でしょうかね。

小さな木のウロの入口にスズメのペアを発見。このペアも新居を探しているのでしょうか。

上のスズメがメスかな。口を開けてイケっとの号令に合わせてオスが中をのぞき込みます。

中の様子はどぉ・・と聞いているメス

中が暗くてよくわかんなぃ~・・とオスの答え

しっかり中まで行くように命令するメス・・中に入ったオスはなかなか出てきません

しばらくしてオスが顔を出してきましたが、口元がおかしい・・。

アップしてみると、その口元には穴の中のゴミが・・。多分掃除をしていたのでしょう。

オスはそのままゴミを捨てに遠くへ・・どうやらここを新居に決めたようです。
ただ公園内は競争が激しいから、油断すると他の小鳥に奪われますよ~。



3/10 キタキツネも睡魔には勝てず・・

2022年03月10日 | 野生動物
最近はキタキツネの行動が活発で野鳥より頻繁に観察する機会が多くなりました。今日も
陽当たりの良い特等席で一匹のキタキツネが日向ぼっこ。いつもなら人間が近づくと逃げ
出すのですが、この日は睡魔の方が勝ったようです。

暖かい陽射しを浴びてウトウトするキタキツネ・・


時折舌なめずりをしています。美味しい食べ物の夢でも見ているのでしょうか。

カラスの鳴き声が聞こえると上空や・・

左右を気にしていますが・・

正面の私は無視してお昼寝タイム・・カラス以下の扱いです。

少しづつ近づいて行くのですが、カラスは気にしても・・

私が近づくのは無視して眠り続けます。

さらに近づいて行くと、さすがに気になるのかチョットとだけ顔を上げましたが・・

またもお休みタイム・・今日は人間の危険度より睡魔の方が勝っているようでした。


3/9 今だツグミの本隊現れず

2022年03月09日 | 公園の野鳥2022
3月の中旬に入ろうとしているのに、まだツグミの群れは公園に現れません。単独行動で
見かけるツグミは先遣隊なのか単なる迷い鳥なのか、いずれにしてもまだ雪が深く地表が
現れるには時間がかかりますので、食べ物が確保しやすい時まで来園はおあずけといった
ところでしょうか。

















3/8 カラ類総選挙でナンバーワン

2022年03月08日 | 公園の野鳥2022
カラ類の仲間は数種類いますが、その中でなんと言っても綺麗なのはシジュウカラではな
いでしょうか。頭部から背中にかけての絶妙なグラデーションは他のカラ類の追従を許し
ません。気がかりなのは今冬はこのシジュウカラの姿が少なくヒガラに負けております。


















3/7 市街地のオオアカゲラ

2022年03月07日 | 公園の野鳥2022
札幌では郊外に近い公園ではオオアカゲラを観察することは容易ですが、MFのような市
街地中心部にある公園ではあまり見かけることはありません。外見はアカゲラとほとんど
同じですのでそのつもりでシャッターを押していたら、胸からお腹にかけて黒い筋が・・。
この公園では三年ぶりに見るオオアカゲラでした。















3/6 リフォーム物件

2022年03月06日 | 公園の野鳥2022
3月に入り野鳥の世界ではそろそろお相手探しの時期となりますが、その前に子育ての住
まいを見つけなければなりません。このヤマガラ君、だいぶ前に設置されたと思われる巣
箱を見つけて思案顔です。

かなり念入りに調べていますが、かなり傷んでいるので大規模なリフォームが必要で、何
といっても最大の問題は跳ね上げられた屋根の取り扱い。自力で閉じれるとは思われませ
んので、どうするヤマガラ君。
















3/5 バイオリズム

2022年03月05日 | 公園の野鳥2022
野鳥の撮影をした時、同時にブログに載せるコメントが浮かぶときと浮かばない時があり、
最近は苦慮する時がしばしばあります。そこでバイオリズムがどうか計算してみました。

バイオリズムとは、誕生日を基準として身体は23日、感情は28日、知性は33日の周期で高
調期と低調期を迎えるという説です。計算してみると最近は知性のリズムが最悪となって
いましたのでコメントが浮かばないのも道理と妙に納得。(#^^#)

バイオリズムは女性の研究から生まれたというので今回はマヒワの姫に登場願いました。

















3/4 毛づくろい中のハプニング

2022年03月04日 | 野生動物
こちらの公園には少なくとも三組のキタキツネのペアがいます。その内の一組が日向ぼっ
こしながらお互いの身体を毛づくろいし合っていたのですが、思わぬハプニングに見舞わ
れました。ただ今回のハプニングの原因は元をただせば人間の行為にありました。

最初は右のキツネが左のキツネの頭をナメナメして毛づくろい・・ただこのキツネは尾の
付け根の毛がありません。疥癬にかかっているようです。

今度はお返しと頭をナメナメ・・、こちらのキツネの尾はフサフサで健康そのものです。

ていねいに身体をなめていき、口先は尾っぽの方へ・・

ここで突然大口を開けて頭をふります。どうしたのでしょう?。

原因は口に絡まった大量の抜け毛・・。疥癬で抜けやすくなった尾っぽの毛です。

口を大きく開けて振り払おうとしますが、抜け毛は絡まったままです・・

今度は左脚を使って取り除こうと必死です・・

何度かチャレンジしてようやく抜け毛を取り除くことができました。良かったですね~。

今回の原因となった疥癬のキツネは、言うまでもなく人間の与えた食べ物が原因です。
悪気がない行為でも結果として疥癬にかかることがあるので、野生動物に食べ物を与える
のは止めましょう。


3/3 おひな様にはかないませんが

2022年03月03日 | 公園の野鳥2022
昨日は駐車場の排雪日で夕方まで車の移動を求められましたので、3月3日は北海道でも
ひな祭りということもあり、時間つぶしに市内某所で行われていた古いひな飾りを集めた
展示会に行ってきました。ちなみに我が家の子供は男ばかりだったので、ひな祭りには全
く縁がありません。


会場で一番古かったおひな様で明治後期のものだそうです。本州の歴史あるものには足元
にも及びませんが、北海道の歴史はせいぜい150年程度。これで十分古いのです。


おひな様にはかないませんが、ヒガラに精いっぱい可愛らしさをだしてもらいました。














3/2 水平思考

2022年03月02日 | 公園の野鳥2022
キバシリと言えば、木の幹を上下に移動しながらエサを探すというイメージなのですが、
今日は横に伸びた枝を水平に移動していました。その姿を見て数十年ぶりに水平思考とい
う言葉を思い出しました。

昔話題になりましたのでご存知の方も多いと思いますが、水平思考とは、問題解決のため
に既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法で、1967年頃にエドワードデボ
ノという方が提唱したと言います。ボケた頭も水平思考でリフレッシュしたいものです。