札幌の公園で見かける野鳥たち

近くの公園や河川敷中心の野鳥観察日記です。

11/30 カワラヒワのお尻

2022年11月30日 | 公園の野鳥2022
カラマツ林の上の方でエサを食べているカワラヒワ。なかなか下の方に降りてきてくれま
せんので、見えるのはいつもお腹の方ばかり。そんな時にお尻の方の黄色い部分に太陽光
があたって、黄色が目立つようになりましたのでパチリ。カワラヒワのお尻の黄色はとて
も綺麗です。

















11/29 疥癬キツネは痛々しい

2022年11月29日 | 野生動物
疥癬とはヒゼンダニというダニが大量に寄生する病気で、重症化すると全身の毛が抜けて皮膚
がひび割れとても痒いそうです。感染したらほとんどの個体が死んだという報告もあります。
キツネが感染にかかる最大の要因は人間の餌付けといわれています。ちなみに疥癬は、イヌや
ネコや鳥、そして人間にも感染しますので他人事ではないですね。

こちらの公園はキタキツネが多く生息していることで知られています。

某大学の某先生が観測のフィールドにしていることもあり、キツネに接する注意書きがア
チコチにあります。餌付け禁止の注意書きも当然あります。

なので、この公園でキツネが疥癬にかかるリスクは低くなるはずですが・・

久しぶりに再会したキツネの尾っぽを見るとフサフサだった毛がほとんど抜けています。

キツネが疥癬にかかると最初は尾の方から毛が抜けはじめ・・

やがて全身に疥癬が広がります・・

このキツネは無事にこの冬を越せるのでしょうか・・餌付けは止めましょう。



11/28 ナナカマドの実にも毒性あり

2022年11月28日 | 公園の野鳥2022
珍しくナナカマドの近くにいたシジュウカラですが、赤い実には目もくれません。この実
には「シアン化合物」という毒が含まれており、昨日のオンコと同じ有毒植物です。それ
でも野鳥たちに人気なのは、「ナナカマドが実を食べてほしい時には毒が抜ける」つまり
実が熟したころ寒さで凍ると毒が抜けるとのこと。野鳥たちもそれを分かっていて、冬の
初めから食べ始めるのですね。誰が教えるのだろう?

















11/27 ヒヨドリがオンコの実を食らう

2022年11月27日 | 公園の野鳥2022
オンコはイチイのことで秋になると美味しそうな赤い実をつけます。この実をヒヨドリや
ヤマガラが食べるのですが、オンコは果肉以外の種子、樹皮、葉には「タキシン」という
毒が含まれ、その毒性は人間でも種子を5~6粒食べると致死傷に至るという強さだとか。
ただ野鳥が食べてもなんともない理由は謎のようです。

ヒヨドリは、いつも丸呑みなので毒のある種子は消化せず、ウンチにして体外に排出する
ので無事かも知れません。噛んではいけないと本能的に知っているのでしょうか。


















11/26 キクイタダキがお見えになりました

2022年11月26日 | 公園の野鳥2022
野鳥界の中で最小クラスのキクイタダキ。いつもは常緑樹の松の枝にいることが多いので
すが、今回は紅葉のカラマツの木で見つけました。カラマツはまもなく枝だけになるので、
背景が緑色ではなく紅葉の中のキクちゃんの姿は、たぶん今季の最初で最後のものとなる
かも。

















11/23 クルミの下処理

2022年11月23日 | 公園の野鳥2022
クルミの実は外皮に覆われており、その外皮を腐らせて効率よく取り除くために土中に埋
めるという方法があります。この方法、単に腐らせるというより土壌に生息している菌を
 利用しているらしい。

エゾリスもその原理を知ってか知らずか、まずは地中に埋めて置き、頃合いを見て本来の
保存場所に移動させる。誰がこんな知恵を付けたのでしょうか。

地中からクルミを掘り出しました。外皮はすっかり取れてますね。

本来の保存場所へ運んでいます。

ここにも埋めといたハズ・・

ありました・・

保存場所へ一目散・・

お次はこの辺だったはず・・

よく覚えてますねぇ・また見つけました・・

このクルミも保存場所へダッシュ・・降雪が近いので大忙しのエゾリスでした。


11/22 ゴジュウカラの毛づくろい

2022年11月22日 | 公園の野鳥2022
ゴジュウカラは木の幹を上下してエサを探していることが多く、なかなか毛づくろいの姿
は見せないのですが、今回はその様子を見せてくれました。ただ多くの野鳥は横枝に止ま
ってするので安定感があるのですが、立木の幹ではやりにくいのか、短時間で終えてしま
いました。



















11/21 画像を廃棄するのが勿体無い

2022年11月21日 | 公園の野鳥2022
MFの中でシマエナガに出会う機会は少なく、運よく出会ったとしても、エサをさがして
チョコマカと動き回るので、フレーム内で捕らえるのが精一杯。なのでピントが合ったも
のは、今回のように枝かぶりで身体半分の画像でも廃棄するのが勿体無く、掲載させてい
ただいています。ご容赦ください。

降雪時期を控え、この公園の駐車場は除雪隊が利用するので、一般車は使用できません。
今季はこれで見納めです。別な公園での出会いに期待です。