丹 善人の世界

きわめて個人的な思い出話や、家族知人には見せられない内容を書いていこうと思っています。

純愛小説書き始め「陽炎の丘」プロット

2010年02月20日 | 個人史
中1コース付録の純愛小説に刺激されて僕も純愛小説を書いてみるようになった。

以前に、高校の寮に入っている兄が家に残していたノートに小説を書いていたのを見つけたのだが、そのイメージが残っていたのか、小説を書き始めるのに原稿用紙はやめて、日記と同じB6のノートに書き始めることにした。

最初にプロットを思いついて、頭の中でまとめていくと、だいたいの分量がわかってきて、それに合ったノートを購入して万年筆で書き始める。分量はほとんど正確だった。

第1作は「陽炎の丘」という純愛小説。もちろん登場人物は等身大の中学生。
けっこう自信作だったのだが、友人に見せた後、誰か忘れた先生に見せたっきり戻ってこなくて、結局現在手元には残っていない。

その後に「索引集」なるものを作って、備忘録風にメモを残したのだが、それを見てもどんな内容だったのかまったく思い出せない。困った物だ。

で、一応、メモをここに記してみよう。

「陽炎の丘」昭和42年作
・登場人物
  大井百合:主人公の一人
  神山勇介:主人公の一人
  山下洋子:百合の親友
  風見 修:勇介の親友
  津山 健:百合の幼なじみ
  その他:百合の母、勇介の父、修の父
・あらすじ
  転校直後の百合に送られた差出人不明のラブレター。
  それは勇介か修か?
  ある日やって来た健との再会。なぜかかたくなな二人。
  めぐりあった親友洋子。
  勇介・修の二つの家庭の暖かさにふれる百合。
  決心する勇介。それは別れの日。
  この五角関係の結末は……

うーーーん、読んでもまったく内容がわからない。
ちなみに後にある連作物で、副題を「陽炎編」としているのがある。
この「陽炎の丘」をモチーフにして書いたものなのだが、これは原文が残っているので、そちらを読み返したら思い出すのかもしれない。