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桜前線が北上し、各地で開花宣言が出され始めた3日夜から4日に冬将軍が戻ってきた。
佐倉城址公園で「さわやか散策」を開催した3日は、好天に恵まれ4月中旬の陽気になった。
小雨に備えてカッパなど雨具をナップザックに詰め込んできたスタッフは、お天道様を見
上げては、ブツブツ小言を言いながら散策していた。
肝心の桜は、開花寸前のつぼみで、開花したばかりの小枝を見つけると”桜が咲いてい
る”と歓声を挙げる。
それでも、佐倉城址公園内の遺跡解説を聴きながらの散策は、参加者に喜ばれて終わった。
市街化調整区域になっている隣の町内は、広い畑が多く、耕運機で畑を耕している。
耕運機の入った畑は、土が細かく砕かれているので軟らかい。
チャッピーとミミを連れて散歩に出かけた4日早朝は、肌寒さを感じた。
愛犬たちは毛皮のコートを着ているので平気の平左で、早く行こうと先を急ぐ。
慣れた臭いを嗅ぐでもなく、何時もの道を先へ先へと・・・。
右手に広がる畑の表面が、白っぽく早朝の陽光に輝いている。
土を細かく砕かれた畑に降りた霜が、太陽の光を反射していた。
屈みこんで畑をみる。2㎝位の霜柱(写真)が立っていた。
断崖絶壁が連続しているグランド・キャニオンを連想した。
地表を持ち上げている細い氷柱も、密集すると壁に変身する。
氷柱の束が、一本の柱を作り地面を押し上げ支えている。
この柱が密着して畑全体を浮き上がらせ、畑の表情を変えていた。
畑の表面に出て凍った霜は、畑を白くしている。
太陽が昇り気温が上がると、微粒な土の重さを支え切れなくなった柱が崩れ、そこが陥没する。
畑のあちこちで”ポカッツ””ポカッツ”と穴が開き、その音が聴こえる。
広い畑のあちこちで突然陥没して崩れ落ちる小さな穴を向見ていると、そんな錯覚に襲
われてしまった。
霜柱がよく撮れるアングルを探し、畑に入る。
チャッピーは、地面がサクサク沈み、不安定な足元に危険を感じ、畑の外に出ようと必死だった。
初めての体験なのでビックリ仰天・・・。ミミは、知らん顔をして道端で待機している。
毎朝元気はつらつの水仙も、霜柱に根元をジャッキ・アップされてしまい、萎れて枯れた
ようになって、首を傾げている。翌日は、元気を取り戻し絶好調!
家庭菜園を始めて5年目になる。始めた頃は、桜を満開にする陽気に誘われ、一気に種を蒔いた。
「ここらでは、早く植えると霜にやられる。連休明けで丁度いい」
先輩に教わり、翌年から連休明けに準備をするようにした。4月に入って霜が降りたの
は、今年だけ? それからは、霜のことを気にしないで種まき、苗植えをしたので記憶
がない。地面を持ち上げている霜柱を観察して、先輩の気遣いに感謝する。
家庭菜園は、消石灰と肥料をばら撒き1週間寝かせたので、来週は畑起こしに追われそうだ。
それにしても、今年の花見はめまぐるしかった。
佐倉でつぼみ桜、金光院(こんこういん)の「はん・しだれ桜」、福星寺(ふくしょうじ)の
「親子しだれ桜」。徳川家康の「お手かけ桜」探しなどなど。
「それだけではありません。元気印が知らない桜、名所などは、近くにまだまだありま
す。散策の候補にしてもいい所ですょ」
観音さまの好意は、この次まで記憶の金庫にしまっておこう。
ボケ封じには、もってこいだから。
佐倉城址公園で「さわやか散策」を開催した3日は、好天に恵まれ4月中旬の陽気になった。
小雨に備えてカッパなど雨具をナップザックに詰め込んできたスタッフは、お天道様を見
上げては、ブツブツ小言を言いながら散策していた。
肝心の桜は、開花寸前のつぼみで、開花したばかりの小枝を見つけると”桜が咲いてい
る”と歓声を挙げる。
それでも、佐倉城址公園内の遺跡解説を聴きながらの散策は、参加者に喜ばれて終わった。
市街化調整区域になっている隣の町内は、広い畑が多く、耕運機で畑を耕している。
耕運機の入った畑は、土が細かく砕かれているので軟らかい。
チャッピーとミミを連れて散歩に出かけた4日早朝は、肌寒さを感じた。
愛犬たちは毛皮のコートを着ているので平気の平左で、早く行こうと先を急ぐ。
慣れた臭いを嗅ぐでもなく、何時もの道を先へ先へと・・・。
右手に広がる畑の表面が、白っぽく早朝の陽光に輝いている。
土を細かく砕かれた畑に降りた霜が、太陽の光を反射していた。
屈みこんで畑をみる。2㎝位の霜柱(写真)が立っていた。
断崖絶壁が連続しているグランド・キャニオンを連想した。
地表を持ち上げている細い氷柱も、密集すると壁に変身する。
氷柱の束が、一本の柱を作り地面を押し上げ支えている。
この柱が密着して畑全体を浮き上がらせ、畑の表情を変えていた。
畑の表面に出て凍った霜は、畑を白くしている。
太陽が昇り気温が上がると、微粒な土の重さを支え切れなくなった柱が崩れ、そこが陥没する。
畑のあちこちで”ポカッツ””ポカッツ”と穴が開き、その音が聴こえる。
広い畑のあちこちで突然陥没して崩れ落ちる小さな穴を向見ていると、そんな錯覚に襲
われてしまった。
霜柱がよく撮れるアングルを探し、畑に入る。
チャッピーは、地面がサクサク沈み、不安定な足元に危険を感じ、畑の外に出ようと必死だった。
初めての体験なのでビックリ仰天・・・。ミミは、知らん顔をして道端で待機している。
毎朝元気はつらつの水仙も、霜柱に根元をジャッキ・アップされてしまい、萎れて枯れた
ようになって、首を傾げている。翌日は、元気を取り戻し絶好調!
家庭菜園を始めて5年目になる。始めた頃は、桜を満開にする陽気に誘われ、一気に種を蒔いた。
「ここらでは、早く植えると霜にやられる。連休明けで丁度いい」
先輩に教わり、翌年から連休明けに準備をするようにした。4月に入って霜が降りたの
は、今年だけ? それからは、霜のことを気にしないで種まき、苗植えをしたので記憶
がない。地面を持ち上げている霜柱を観察して、先輩の気遣いに感謝する。
家庭菜園は、消石灰と肥料をばら撒き1週間寝かせたので、来週は畑起こしに追われそうだ。
それにしても、今年の花見はめまぐるしかった。
佐倉でつぼみ桜、金光院(こんこういん)の「はん・しだれ桜」、福星寺(ふくしょうじ)の
「親子しだれ桜」。徳川家康の「お手かけ桜」探しなどなど。
「それだけではありません。元気印が知らない桜、名所などは、近くにまだまだありま
す。散策の候補にしてもいい所ですょ」
観音さまの好意は、この次まで記憶の金庫にしまっておこう。
ボケ封じには、もってこいだから。
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八重のしだれ桜を堪能してまいりました。
美しいですね。桜はよい
菜の花一面もすごかった。これで春ど真ん中になってくるかしら?寒いの嫌い私は。Kenji-はどうかしら?