いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

里山に咲いていた彼岸花とクロアゲハ

2010-10-02 23:17:01 | 散策
拙宅から車で10分も掛からない所に「里山(さとやま)」と呼ばれる地域があると小耳に挟んだので、早速、10月2日、下調べに出向きました。

話を進める前に「里山」について整理します。
先ず、広辞苑(第5版)で「里山」とは、

人里近くにあって人々の生活と結びついた山・森林。

これでは抽象的過ぎてイメージが湧きません。
そこで、オープンコンテントの百科事典「ウィキペディア」を検索すると、

 集落、人里に接した山、あるいは地形において人間の影響を受けた生態系が存在している状態を示す言葉である。

 『元気印が描いていた里山イメージは、ウイキに近かったんでしょう』

ボケ封じ観音さまが問いかけてきます。

 『我が家の近くには、元気印が考えているような里山は見当たらない。百聞は一見にしかず。現地へ車を飛ばして里山探しです』

 『それで、どうなりましたか?』

 『千葉県は、人里近くの樹林地、又はこれと一体となった草地、湿地、水辺地等を里山と定義して、千葉の里山・森づくりプロジェクトを立ち上げ、そのリーデイング事業・活動の候補地として16箇所選定し、千葉の里山を保全し持続的に里山が発展する利用・活用するシステムを再構築することを狙っているようです』

 『千葉市鹿島川・都川(みやこがわ)中・上流地域周辺は、その中にあるプロジェクトのひとつだったんですね』

先刻ご存知の観音さまは、元気印を試しています。
 
 『谷当(やとう:千葉市若葉区谷当町)地区の里山活動は、わたしの田舎「谷当工房」が担っている様子なので、工房周辺を探索します』

「谷当工房」の入口右側には、歴史の重荷を背負って佇んでいる地蔵堂があります。
その地蔵堂周辺には彼岸花が植えてあり、花は盛りを迎えていました。
9時過ぎに地蔵堂へ着き、彼岸花が目に留まりシャッターを切っていると、クロアゲハ(黒揚羽)が朝の吸密に訪れたのです(写真)。

20数本ある彼岸花から密の匂いを嗅ぎとり、元気印など全く無視して、わき目も振らずに密を吸い取るのです。このクロアゲハは、カメラ目線をして吸密する余裕があったのでしょう。

 『里山は見付かりましたか?』

人里近くの樹林地、又はこれと一体となった草地、湿地、水辺地等はあるようですが、クロアゲハと彼岸花に夢中になってしまい、次回に延ばす羽目に追い込まれた里山探索でした。

ところで、彼岸花の花言葉には、

「再会」「想うはあなた一人」と「また合う日を楽しみに」があります。

 『ピンポーン。勘が冴えていますね。里山の言葉遊びは終わったでしょう。彼岸花とクロアゲハから送られた秋波には、ちゃんと応えましょう、よ・・・』

ボケ封じ観音さまから督促されては、谷当の里山詮索は初冬まで続きそうです。

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