いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

心の鏡はタイド

2006-05-27 21:53:15 | Weblog
教育者は子供の心に踏み込んではならないから、心を態度に換えた。教育基本法案
を協議・立案する過程でケンケン・ガクガクの議論が交わされたので、耳にタコが
できてしまった。

社会保険庁の不祥事が時の話題を独占している。
国民年金保険料の免除・猶予手続きの不正処理問題で、社会保険庁長官が、今日
の記者会見で謝罪した。型通りの謝罪の言葉を延べたが『申し訳ありません』の一
言は報道されなかった。

製造業のクレーム隠し、銀行員の預金横領事件、生産地の不正表示品氾濫など、な
どからは、不特定多数の人、善良な第三者を顧客にして、企業理念を追求し社会へ
還元する企業家精神が皆無、と思われる社会風潮が蔓延している。


型だけでも謝罪すれば免罪される。謝罪する態度を見せるだけで、社会から免罪符
を得られる。だから、責任を問われる社会問題を起こしても辞任はしない。『この
不祥事を解決し、同じ過ちを繰り返さないようにするのが、最高責任者としての責
務です』と毎度、毎度開き直って居座ることが、トップリーダー達の常識になって
しまった。

社会保険庁長官の記者会見に話を戻そう。
謝罪の言葉を述べた後に流れた映像に愕然とした。

『管理者責任は、長官にあるとおもいます、よ』

心ある人は、『長官である私に、管理者責任があります』で『ありますと』とは
言わないだろう。正直な態度なのか、人を食った心なのかは定かでない。

損害保険料の支払いに違反があり、損保ジャパンは営業停止処分を受けた。
かって、そこの最高責任者を務めていた人が、社会保険庁長官職に転進したと考え
ると、『あります、よ』は、人を食った謝罪心なのだろう。

国民年金健康保険納入率を60%から80%まで改善せよ、納付免罪方策で目標を
達成せよ、との通達に、その本心は表れている。長官通達目標を達成するには、損
害保険の支払いを停止して支払い率を抑えろ、と通達したのと同じ発想だ。

損害保険加入者、国民年金納付者を無視した、自社、自役所を最優先した方針を守
るリーダーシップと評価されても反論できない。

『その通りです。心のこもっていない態度には、己の醜さが映され、言葉にもでま
 す。その人の態度には、その人の心が宿っているんです。優しい態度と感じて
 も、心と心が通い合わない人は、信頼しない。騙されるのが落ちです』

ボケ封じ観音さまのお告げだ。
『写真の花は紫蘭です。花言葉は、お互いに忘れないように』

そんなこと、シラン。







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