TAZUKO多鶴子

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紀伊國屋高松店六日目

2007-04-01 | パステル画
今日で高松店の個展イベントが六日目になります。
雨になりそうな天気で~相変わらず寒いですよ~!
ブログの写真は紀伊國屋クレド岡山店での注文作品ですが、やっと高松店の会場で完成しました。
今回のご注文は今までのブログでも何度かご紹介している本城様からです。
高松店でもポスタ―になってますよね(^-^)二枚目のご注文です。
本当にありがとうございました。
本城様!この良い出会いを、これからも大切にしたいと思っていますので、どうか今後共宜しくお願いしますね!
尚、高松店ですが…今回私は今まで以上に大変苦労してます。
いろんな意味で最も大変な状態です。
原因は何なのでしょうか?
…色々と考えていますが~。
高松の方の純朴でシャイな性格に加えて、私の個展イベントの横にドラえもんが飾ってある為か…いや…抽象絵画が本筋のような所だからでしょうか…?それに加えて昨日まで商店街で抽象作家が中心になってイベント展示をしていました…何が一番の理由なのか今考えています。
とにかく大変です。これが今の日本を象徴してるのかもしれません。
絵画鑑賞…それは深い想像力を必要とします。
どうすれば想像力の深い人になれるのか。
現代は想像力の乏しい時代です。
その問題が様々な将来不安な原因になっていると私は思います。
まず…その話の前に、注意しなければならない事があります。
実は…絵が上手い人が必ずしも鑑賞能力が高い訳では無いのですよ!
理由はいつか文章にまとめようと思っています。
皆様!その時までどうかお待ち下さい。
さて想像力の件に関して…今回の件でどうしてもお伝えしたいことがあります。
子供達の教育の事です。高松店の個展イベントを通して私は、もう一度子供の教育を考えるきっかけになっています。
勿論!それには良い環境が一番だと思うのですが…それだけでは何が良い環境かのか分かりませんよね。これは長い話になるので、この件もいずれ文章にまとめなければいけないと思います。
ただ一つ、今回気付いた事でどうしても書き込みたい最低限の事があります!
…それは実在感のある具象からみせるべきだという事です。
たとえば…数字でもいきなり1+1=2と教えてても記憶にしかなりません。いや…その教え方は抽象なのですよ。
では実在感の具象の例をあげると…子供達に誰かが一箱お菓子を渡したとしましょう。更に違う誰かからお菓子をもう一箱貰ったとすると、合わせてお菓子が二箱になった。…と子供達に教えれば実在感の具象で鮮明に子供達には理解できるはずなのです。
つまり何度も申しますが、数字は抽象なのですよ。
美術教育でも抽象概念が生まれるのは14~から15歳だと言われている為、抽象作品はその頃造らせるのがベストだと考えます。
幼児の頃から抽象ばかりを鑑賞させたり、教えていると想像力や創造力が生まれにくいのではないか…と私は感じています。
ですから、実在感のある具象から体験させる事で様々な広がりが生まれると私は確信しています。
あっ‥‥ただし!皆様、誤解が無いように!
私は抽象否定論者では無いのでご注意頂きたいと思います。
でも…その時代は過ぎたと感じます…。
私はまだまだ未熟です。
更に自信ある答えを見つける為!これから…私はまだまだ学ばねばなりません!
どうかこれからも応援宜しくお願いします。