TAZUKO多鶴子

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青山二郎と結びついた…不思議です…。

2007-04-13 | TAZUKO多鶴子からの伝言
昨日、哲学の本を一冊読んだ事をブログでお伝えしましたね~。
実はあれから…
二冊目の哲学の本が面白過ぎて一気に全部読んでしまったのです。
仕事・やらなければいけない事が一杯あるのに…
気が付いたら終わってしまったのです。
仕事が後から迫ってきていて、
今どうしようかと青ざめていますよ~!
昨日紹介した本の著者:大峯あきら・池田晶子
とても良い対談でした。
読みやすい本なので、是非一度読まれる事をお勧めします。

実は…
今までブログに書き込もうかどうか迷ったのですが
今日は書き込む決心をしました。
著者の『池田晶子』さんは
つい先日(2007年2月末)亡くなられているのです。
紀伊國屋書店高松店で二冊も買う気になったのはその理由もありました。
買おうかどうか迷っていた時
高松店の長谷川課長に追悼で本を一杯並べている事を教えて頂きました。
ですからこの本に出会えたのは
長谷川課長の御陰なのです。
それからこの件を皆様にお伝えする事は…
『池田晶子』さんの気持ちを考えると
「ブログなどに書き込むような事は失礼なことになるのでは無いか」
と思って随分悩みました。
しかし、皆様に彼女の真意をご理解頂くには
お知らせしておく方が良いと判断致しました。
ですから
私が買った本二冊は池田晶子さんの最後の本となるのです。
今読み終わって
この本との出会いに
他にも不思議な偶然がありビックリしています。
『池田晶子』さんは
『小林秀雄』(文芸評論家。日本における文学批評を確率した人。)
をとても尊敬していたのです。
『君自身に還れ』のこの本の一番最後にも『小林秀雄』の名前で締めくくっています。

『小林秀雄』覚えていらっしゃいますか?
つい先日、私の以前のブログで
『青山二郎』の天才の崇高な眼を皆様にご紹介したと思います。
その中の文章で
「僕たちは秀才だが、青山だけは天才だ!」
と『小林秀雄』が言っている事を皆様にご紹介しました。
『小林秀雄』は天才と言う人もいる訳ですが
その『小林秀雄』が『青山二郎』を天才と言ってるのですね。
『小林秀雄』が出れば、『中原中也』(詩人)との絡みは大きい訳で
共に青山宅で学んだ『青山学園』です。
尚、『小林秀雄』は
『三島由紀夫』『川端康成』との関係を忘れてはなりませんね!
つい先日昔の古い映画『雪国』をみましたが…
映像の中に『侘び寂び』を観じた自分がいました。
なんともいえない空間です。
海外の偉大な人物も沢山いるのでしょうが
日本の偉大な人物に
もっと光をあてて欲しいと強く思っています。

『池田晶子』と『小林秀雄』そして『青山二郎』…
現在とても興味をもっている『青山二郎』に偶然繋がるとは…
本当に不思議でした…。
でも
いつも常々、私はこういった不思議な繋がりばかりなので
私にとってはごく普通の出来事ではあるのですが…。