TAZUKO多鶴子

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『法隆寺』と『鞍作止利』

2008-01-27 | TAZUKO多鶴子からの伝言
『アレキサンダー大王』の帝国に開花したヘレニズム文化は
日本の『法隆寺』までその痕跡が認められる事は
あまりにも有名であり、先日のブログでも書き込みしました。
今日はその世界最古の木造建築『法隆寺』と
『法隆寺』の本尊像の作者
日本彫刻史初頭名作の作者ともいわれる『鞍作止利』(鞍作鳥、止利仏師)についてご紹介致します。
今日もフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の内容を一部抜粋致しますので下記をご覧下さい。


<法隆寺>
法隆寺(ほうりゅうじ) は、奈良県生駒郡斑鳩町にある、聖徳宗の総本山。別名:斑鳩寺(いかるがでら)。聖徳太子こと厩戸王ゆかりの寺院であり、創建は同じく聖徳太子ゆかりの寺院である大阪の四天王寺より約20年後の607年とされるが、確証はない。金堂、五重塔などがある西院と、夢殿などのある東院に分かれる。西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群である。法隆寺の建築物群は法起寺と共に、1993年に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。式の微笑(アルカイックスマイル)などに止利および止利式の仏像の特色がある。


<鞍作止利>
鞍作止利(くらつくりのとり)は、飛鳥時代に活躍した帰化人系の仏師。
鞍作鳥、止利仏師とも。
法隆寺金堂本尊銅造釈迦三尊像(623年)が代表作。
止利仏師作の光背銘を有する像で、日本仏教彫刻史の初頭を飾る名作である。
銅造釈迦如来坐像(国の重要文化財)‐飛鳥寺(安居院)の本尊。飛鳥大仏の通称で知られる。7世紀初頭、鞍作鳥の作とされる。鞍作鳥は「司馬鞍首止利」(しばくらつくりのおびととり)と同一人物とみるのが一般的理解である。
安居院(飛鳥寺)本尊の釈迦如来坐像(飛鳥大仏)も止利作とされているが、後世の補修が甚だしく、当初の部分は頭部の上半分、左耳、左手の指の一部のみとされている。中国北魏の仏像の様式の影響を受けた。


参考資料: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』