TAKE-LOG 竹ログ

綿作りから糸へ 糸から織りへの手織り教室

コロナウイルス感染が問題になる前に予約があったお客様が
三河木綿のフルコース体験にやって来た。
ただ今 竹島クラフトセンターではコロナウイルス予防のために
手織体験は休業中ですが、今日のお客様は特別に開催しました。



午後2時に雨の竹島竣成苑に子供達がやって来た

最初は1200年前の日本へ綿が伝来した出来事と
綿の歴史と育て方をパネルを使った綿の話を学びました。

早速、綿の種を取る綿繰り作業が始まりました。
「あれ、種がこっちに取れて綿が向こうに落ちてるよ」
綿繰り機のハンドルを回しながら叫ぶ
江戸時代からの簡単な木製の道具だが今でも同じ原理で綿と種を分ける

次に弓の登場で
「弓だ!」
弓を使って綿を打つと綿の繊維が解れてふあふあとなって来る
「あら、ふあふあになった」

次に糸車の登場で興味と興奮が最高潮となる
”私、できるかな・・・”
小学校一年生のお嬢さんも自分で糸作りをします。
緊張で手に汗を握る想いが綿を湿らせるのだが
それにも負けずに全員が糸車を使って自分の糸を作りました。


そして、いよいよ機織りの時が来ました。

機織りは今日の授業の総仕上げだ
最初に好きな色糸を選んで織機に向かいます

お家に小さな織機をお持ちのお子様もいたが
初めてのお子様はこれから始まる機織りに興味津々です


ここの授業は全部自分で行うのが基本なので
御父兄は見てるだけなのです

講師から織物ができる原理と織機の操作法を学び
一本一本丁寧に織り進めています

「あらー!すごく綺麗に織れてるわ」
とお子様の作品に感激のお母さん


少し遅れてご来店してくださったお姉さんも機織りに参加しました。
「これは楽しいです」
と自分の作品に感激です


やがて全員が最後の作業である煩雑な房作りを終えると
コースターの完成です。

「出来たー!、僕の作った糸がここに入っているよ」

「まー!綺麗に出来て良かったね」
完成した喜びの声が響きます

おめでとうございます

(糸作りの様子の写真が撮れなくて残念な私です)










蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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