光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立科学博物館 「元素の不思議」#9 花火、日本画、陶磁器、ガラスの色

2012年10月05日 | 自然科学

夏の夜空を賑わせた花火、この花火の色も元素が作用している。  思わぬところで花火を鑑賞。

 

 

 

 

妖しげな未知の生命の、頭脳部分?・・・なんてSF小説のシーンを思わせるような、アルゴンのプラズマボール。


 

明かりも、さまざまな元素を利用して発光している。

 

金や銀などの金属の重さを体感するコーナ。  金を持ってみましたがその重いこと!   羊羹ほどの大きさですが5kgはある感じでした。

 

日本画の絵具である岩絵具。   美しい色彩は自然の岩石の粉末の賜物。  

上の写真の 左下の尾形光琳の紅白梅図屏風(模造)の絵具の説明です。 

 

 

陶磁器の色も元素の作用。

 

緑は銅がだしています。  緑青の色合い 

 

染付などの顔料・呉須(ごす)は酸化コバルトで紺色の発色。   紺もいろいろな色合いがあります。 微妙な成分の違いがあるのでしょう。

 

 やはり、赤は鉄から。

 

 黄色も鉄なんだ。  

 

紫となっていますが、褐色に見えます。  マンガン成分の作用。 

 

 ガラスの色も元素の作用。   昔、赤色を発色させるのに苦労し、錬金術師が活躍した。

 

 

 

昨年開かれた「皇帝の愛したガラス展」で、ロシア皇帝が 愛したガラスとして紹介されたガラスの赤もゴールドルビーの色でした。

 

 


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