光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2012.1.2) 刀剣

2012年02月26日 | アート 刀剣

トーハクの刀剣も素晴らしく、正月の展示で国宝などが多く展示されていました。
通常、刀剣は1階の常設展示コーナにありますが、次の二作品は2階で展示されていました。


以前に紹介した作品ですが、青江次直の短刀。  備中や備前は昔から砂鉄の産地で日本刀の名品を産み出した。



 


こちらはピントが甘く、解説プレートもぶれて見づらくてすみません。



 


ここからは1階の常設コーナの展示品です。  古備前という名前のとおり、古武士的な風格があります。



 


この名物 厚藤四郎は以前にも紹介しましたが、国宝の貫禄があります。



 


来派は渡来人を出自とする刀工。 名前の響きがいい。 刀にもなんとなく凄みがあります。



 


シンプルですが美しい刀です。



 


国宝の福岡一文字助真。 こちらも以前に紹介しました。  *磨上げ(すりあげ):刀身をヤスリで磨いて短くすること。 本来の製作時の姿が失われますが、南北朝の後期あたりから戦闘様式が変化し、長尺の刀は多くが切り詰められてしまった。




次も国宝 長船長光です。  刃文をアップにしました。生き物のような感じです。 


 


 今回、短刀が結構ありました。 



 


切っ先が特徴的で、触れれば切れる感じです。



 


バランスの取れたいい刀です。 



 



 


俗に村正の妖刀といわれますが、切れ味にこだわった刀。  外見からは窺い知れませんが。 



 

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