2014年6月1日。
《繰り返される「奇跡の出会い」。そして必ず訪れる「来るべき別れ」。その至極当然の条理を感じながら、僕は今ここに在る。》
僕たちは毎日無数の人に出会っているけれど、
それが長い「お付き合い」になることの方が遥かに少ない。
グルジアで出会った「世界一周夫婦二人旅」中のお二人、ルイさんとサホさん。
グルジアの首都トビリシにある“奇跡の安宿”『ホステル・ジョージア』で、僕らは出会った。
それは5月6日のこと。
階段下のフリースペースでご飯を食べている二人に話し掛けたのが始まりだった。
とっても爽やかで温かくてほんわかしていて、夫婦二人の時間を心から楽しんでいるような、そんなお二人。
まさかこんな、長いご縁をいただけるとは思ってもいなかった。
※お二人のブログ「地球環状線・れあれあ号」はこちらです~!
http://renren0405.blog.fc2.com/
グルジアの後僕はアゼルバイジャンに行ったけど、まさかのタイミング完全一致で再びグルジアで合流。
そして一緒にアルメニアへ。
そして今いるイランへ。
今までたくさんの日本人に出会ってきた。行動を共にする時も多くあった。
その全てが素晴らしかった。でも、これほどまでに「自然に」そして「こんなにも長く」一緒にいることが出来たのは・・・間違いなく、彼らが初めてだ。
そして明日、ついに別々の道となる。
僕とまさてぃはトルクメニスタンに向かうため、このマシュハドに残る(笑)。
彼らはトルコに向かうため、西へ西へと向かう。
出会うということは、いずれ必ず別れるということ。
それは必然だ。生まれてきたということは、いずれ必ず死と直面するかのように・・・。
こんな感覚、初めてかもしれない。
何て言うか、単純に寂しい。
なんかメッチャ切ない。
明日になると、ルイさん&サホさんはもういなくなる。
不思議なことに、なんかそれが信じられない。
変な話だ。旅をしていればそんなの当たり前だし、別にお互い生き死にの別れをするわけじゃない。
それなのに、何だかとても悲しい。
「すげぇ長く一緒にいたもんなぁ、1ヶ月近くあったんだもんなぁ。」
僕は基本的に1人で行動するし、同じところに長くダラダラと滞在するようなことも絶対にしない。
でも僕は今、このマシュハドで長く滞在をしている。
トルクメニスタンのビザの発給待ちだからどうしようもないんだけど、本当はこういう足止め&ダラダラ状態になってしまうのはすごく嫌だ。
だけど、不思議なものだ。
彼らと一緒に生活していると、何だか自然なのだ。
当たり前のように一緒に出掛けて一緒にメシ作って色々お喋りして・・・。
何年も前から付き合っていたような、そんな感覚なのだ。
「きっと本当に良い出会いだったんだなぁ。」
今僕は心からそう思っている。
旅をしていると、1つ1つの出会いが本当に「宝」になる。
何だかんだ言っても異国の地に自分1人、出会う日本人は大切な「同胞」なのだ。
だからその1つ1つの「ご縁」に、心からの「感謝」の意が生まれてくる。
だから僕は、日本の若い衆には「旅」をしてほしいと強く思っているのだ。
だから僕には、伝えたいことがあるのだ。
日本を出て「世界」を感じ、そこから学んでもほしい。でもそれと同時に、日本人であることの誇り、先人への感謝、文化や風習、言語、価値観を共にする「同胞」の存在が如何に有り難いものかも同時に感じてほしい。
そして「当たり前に在る」日本での全てが如何に大切なものであるのかも、心から感じてほしい。
そんなのは2日や3日かで出来るものじゃない。ある程度の期間が必要だ。
そして柔らかい感性も必要だ。
だから僕は、伝えたいのだ。日本の若い衆に「飛び出してみろ!」って。
そこできっと初めて「大切なもの」が心に舞い降りてくる。
ルイさん&サホさんとの出会いは、僕に再び「大切なもの」を教えてくれた。
それは言葉じゃない「感覚」。
理屈じゃない、言葉じゃない「感覚」。心で理解する、「魂」で感じる大切なもの。
そんなの、言葉じゃ上手く説明できない。
だから今、どう書いたらいいのか分からないまま、頑張って言葉にしています。
最後に。
ただ願う。お2人の旅が順風満帆になりますことを、掛け替えのない素晴らしい旅になりますことを。
そして日本で再会できますことを!
このご縁に大いなる感謝を心に込めて。
世界一周 ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!
《繰り返される「奇跡の出会い」。そして必ず訪れる「来るべき別れ」。その至極当然の条理を感じながら、僕は今ここに在る。》
僕たちは毎日無数の人に出会っているけれど、
それが長い「お付き合い」になることの方が遥かに少ない。
グルジアで出会った「世界一周夫婦二人旅」中のお二人、ルイさんとサホさん。
グルジアの首都トビリシにある“奇跡の安宿”『ホステル・ジョージア』で、僕らは出会った。
それは5月6日のこと。
階段下のフリースペースでご飯を食べている二人に話し掛けたのが始まりだった。
とっても爽やかで温かくてほんわかしていて、夫婦二人の時間を心から楽しんでいるような、そんなお二人。
まさかこんな、長いご縁をいただけるとは思ってもいなかった。
※お二人のブログ「地球環状線・れあれあ号」はこちらです~!
http://renren0405.blog.fc2.com/
グルジアの後僕はアゼルバイジャンに行ったけど、まさかのタイミング完全一致で再びグルジアで合流。
そして一緒にアルメニアへ。
そして今いるイランへ。
今までたくさんの日本人に出会ってきた。行動を共にする時も多くあった。
その全てが素晴らしかった。でも、これほどまでに「自然に」そして「こんなにも長く」一緒にいることが出来たのは・・・間違いなく、彼らが初めてだ。
そして明日、ついに別々の道となる。
僕とまさてぃはトルクメニスタンに向かうため、このマシュハドに残る(笑)。
彼らはトルコに向かうため、西へ西へと向かう。
出会うということは、いずれ必ず別れるということ。
それは必然だ。生まれてきたということは、いずれ必ず死と直面するかのように・・・。
こんな感覚、初めてかもしれない。
何て言うか、単純に寂しい。
なんかメッチャ切ない。
明日になると、ルイさん&サホさんはもういなくなる。
不思議なことに、なんかそれが信じられない。
変な話だ。旅をしていればそんなの当たり前だし、別にお互い生き死にの別れをするわけじゃない。
それなのに、何だかとても悲しい。
「すげぇ長く一緒にいたもんなぁ、1ヶ月近くあったんだもんなぁ。」
僕は基本的に1人で行動するし、同じところに長くダラダラと滞在するようなことも絶対にしない。
でも僕は今、このマシュハドで長く滞在をしている。
トルクメニスタンのビザの発給待ちだからどうしようもないんだけど、本当はこういう足止め&ダラダラ状態になってしまうのはすごく嫌だ。
だけど、不思議なものだ。
彼らと一緒に生活していると、何だか自然なのだ。
当たり前のように一緒に出掛けて一緒にメシ作って色々お喋りして・・・。
何年も前から付き合っていたような、そんな感覚なのだ。
「きっと本当に良い出会いだったんだなぁ。」
今僕は心からそう思っている。
旅をしていると、1つ1つの出会いが本当に「宝」になる。
何だかんだ言っても異国の地に自分1人、出会う日本人は大切な「同胞」なのだ。
だからその1つ1つの「ご縁」に、心からの「感謝」の意が生まれてくる。
だから僕は、日本の若い衆には「旅」をしてほしいと強く思っているのだ。
だから僕には、伝えたいことがあるのだ。
日本を出て「世界」を感じ、そこから学んでもほしい。でもそれと同時に、日本人であることの誇り、先人への感謝、文化や風習、言語、価値観を共にする「同胞」の存在が如何に有り難いものかも同時に感じてほしい。
そして「当たり前に在る」日本での全てが如何に大切なものであるのかも、心から感じてほしい。
そんなのは2日や3日かで出来るものじゃない。ある程度の期間が必要だ。
そして柔らかい感性も必要だ。
だから僕は、伝えたいのだ。日本の若い衆に「飛び出してみろ!」って。
そこできっと初めて「大切なもの」が心に舞い降りてくる。
ルイさん&サホさんとの出会いは、僕に再び「大切なもの」を教えてくれた。
それは言葉じゃない「感覚」。
理屈じゃない、言葉じゃない「感覚」。心で理解する、「魂」で感じる大切なもの。
そんなの、言葉じゃ上手く説明できない。
だから今、どう書いたらいいのか分からないまま、頑張って言葉にしています。
最後に。
ただ願う。お2人の旅が順風満帆になりますことを、掛け替えのない素晴らしい旅になりますことを。
そして日本で再会できますことを!
このご縁に大いなる感謝を心に込めて。
世界一周 ブログランキングへ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。「いいね!」と思っていただけたら、バナーにクリックをお願い致します!