京都の桜が終わり、長く続いた私の桜投稿も終了しましたが、
ビックリするくらい遅咲きの一品種だけはどうしても投稿しないわけにはいきません。
この桜の品種は「奈良八重桜」です。
奈良に行かないと見れないと思っていましたが、梅小路公園京都水族館の近くに一本だけありました。
この桜は 「小倉百人一首」第61番で詠まれた桜だそうです。
いにしえの 奈良の都の八重桜 けふここのへに 匂ひぬるかな
伊勢大輔(61番) 『詞花集』春・29
いにしえの昔の、奈良の都の八重桜が、今日は九重 の宮中で、 ひときわ美しく咲き誇っております。
奈良八重桜はカスミザクラの八重咲き品種で、奈良知足院の桜は国の天然記念物に指定されているそうです。
奈良八重桜のほかにまだ咲いていた八重桜
普賢象
松月
六高菊桜
昨日は土曜日ということもあり、芝生で遊ぶ親子連れが多かったです。
芝生まわりのツツジが見頃です。
ハナミズキが満開
園内には春の花が咲き誇っています。
クチベニシランも咲いています。
土日はチンチン電車が走ります。
昔懐かしい京都の市電のショップ
最後に見頃のツツジ