昨日早朝、急に具合が悪くなり、病院に駆け込もうと思いました。
しばらくして、容態が落ち着いたので、一日、安静にしていました。
実は昨年、体調不良で2度入院していました。
ブログでは一度目しか書いていませんでしたが、
持病の悪化かもわかりません。
来週早々に受診したいと思います。
昨日はどこへも外出できませんでしたので、
一昨日訪れた、東福寺の「八相の庭」を紹介します。
ここの庭は、近代日本を代表する、作庭家重森三玲によって、
1939年に完成されたものです。
鎌倉時代の風格の建物の庭にとしては、ちょっと異質とも思える、
斬新な近現代風な庭です。
東西南北の四庭に八つの特徴を配しています。
まずは、代表的な庭、方丈南庭です。
中国の蓬莱思想に基づいた、四仙島を石で配し、
渦巻く砂紋で八海を表現しています。
五山になぞらえた築山です。
西 庭、井田市松の庭です。
サツキの刈り込みを砂地と葛石で方形に区切り、
市松模様に図案化しています。
新しい図案ですが、全体に妙に合っているのが不思議です。
北庭です。
ウマスギ苔の緑と市松模様の石の配置、実に面白いです。
最後に東庭、北斗の庭です。
円柱の石で北斗七星を表しています。
方丈の玄関付近に、蓮の花が一花まだ咲いていました。
きれいに刈り込まれた植栽です。
境内の花も撮影しました。
帰り道、塔頭寺院の景色です。
一部色づいています。
本格的な紅葉が楽しみです。
今年もシーズンにはお届けします。