山口県、島根県の豪雨災害に驚かされています。お見舞い申し上げます。
京都はこのところ毎日梅雨のように蒸し暑い日が続き、外出する気になりません。
運動不足が明らかなので、スポーツジムにでも行こうかなと思いつも足が出ず、
エアコンの効いた居間で過ごしています。
とはいえ、主夫見習いゆえ、買い物にはいかなくてはなりません。
イオンは早朝7時から開店していますので、最近はもっぱら朝にでかけます。
わが家は、小さいながらも庭が3面ありますので散水し、草取りしたり、
家の中を掃除機をかけるなどし、午後はパンを焼きながら、録画していたテレビをみたり、パソコンをいじったりしています。
退職後しばらくは、外出しないと勿体ないと思っていましたが、
最近は当たり前の日常に満足しております。
そんなわけで、最近のブログはテレビ番組関係が多くなっている次第です。
夢の扉 『どこでもスイッチ』日曜夜、TBSで夢の扉 (7月28日放送) を見ました。
今年3月、身体の周りの空間や身体そのものがスイッチになる、
いわばどこでもスイッチが生まれたと番組は始まりました。
何のこっちゃと番組に吸い込まれていきました。
わずかな身体の動きでスイッチをオンする「どこで もスイッチ」は、
最先端のコミュニケーショ ンツールで、不可能を可能にするというものです。
開発者は、東京大学 先端科学技術研究センターの 巖淵守 准教授です。
ほんの少し首を傾ける、指を動かす、強く目を閉 じる。
たったそれだけの動きで家電のスイッチをオンにしたり、
メールを打った りできるというものです。
この機器は、空間や顔の一部を“スイッチ”として 設定でき、
身体を動かすことが難しい重度の障が い者も、自分の意志で 家電を操作したり、
自分の想いを伝えたりでき る、画期的なコミュニケーションツールです。
番組は巖淵先生が、なぜこの分野に進んだか、阪神淡路大震災の経験を踏まえて、
研究テーマが変わっていった経緯も伝えています。
今年3月に完成した“どこでもスイッチ”を 携え、脳性麻痺で重い障がいが残る、
学生の長田君のもとを訪ねます。
開発したスイッチは、長田君の口元をスイッチにして機械操作できました。
喜ぶ長田君の笑顔がこの機械のすばらしさを伝えています。
番組を見終わり、重度な障がい者の新たなコ ミュニケーションツールとしてかなり有望だと思いました。
こういう技術がさらに開発されることを望みます。
巖淵准教授