私は暑いのは苦手なのですが、でも7月にはいると少し浮き足だちます。
そうです。理由は、祇園祭です。
その祇園祭が、今年から大きく変わるというのです。
今年の祇園祭にでかけようとお考えの方に情報提供です。
京都の三大祭のひとつ、祇園祭は八坂神社の祭りで、7月1日の吉符入りに始まり、 1ケ月間行われます。
宵山、山鉾巡行、神興祭、花傘巡行、還幸祭などを経て、7月31日の疫神社夏越祭で終わります。
でも宵山、17日の山鉾巡行で見納めの人も多いと思います。
ところが、今年から祇園祭の山鉾巡行は、7月17日(木)の「前祭(さきま つり)」と、24日(木)の「後祭」に分かれて行われます。
元々行われたスタイルが、今のように変わったのは、1966年のことだそうです。
私が京都に出てくる前なので、私も知りませんでした。
理由は、当時の観光事情や交通規制、山鉾町の商いなどへの影響を考慮したためといわれています。
それを、今年から元に戻すのは、巡行時間の短縮や人出のピークの分散が理由だそうです。
元に戻し、前祭では23基、復活した後祭では、10基が巡行します。
今回150年ぶりの復興を果たす「大船鉾」も後祭で巡行します。
どんな具合になるのか、想像ができませんが、楽しみです。
山鉾の建つ日程です。
前祭
※宵山は7月14日(月)~16日(水)、巡行は7月17日(木)
7月10日(木) 長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、月鉾
7月11日(金) 放下鉾、船鉾、岩戸山
7月12日(土) 保昌山、山伏山
7月13日(日) 占出山、霰天神山、郭巨山、伯牙山、 芦刈山、油天神山、木賊山、太子山、 白楽天山、綾傘鉾、蟷螂山
7月14日(月) 四条傘鉾、孟宗山
後祭
※宵山は7月21日(祝・月)~23日(水)、巡行は7月24日(木)
7月17日(木) 大船鉾
7月19日(土) 北観音山、南観音山、鯉山
7月20日(日) 浄妙山、黒主山、役行者山、 鈴鹿山、八幡山
7月21日(祝・月) 橋弁慶山