京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

北野天満宮節分祭 北野追儺狂言、上七軒舞踊奉納と豆まき

2020-02-04 08:11:24 | 2020 花


昨日は節分、どこへ行こうか思案した結果、今まで行ったことない北野天満宮の節分祭にしました。
節分の日は市内あちこちの神社や寺院で「追儺」「鬼やらい」の儀式が行われ、向う一年の災厄を祓い、病を除く行事が行われます。
午後1時、福の神が鬼を払う狂言が、茂山千五郎社中により奉納上演されます。
続いて上七軒歌舞会の芸妓・舞妓による日本舞踊奉納が行われ、最後に節分の豆まきとなります。

北野追儺狂言
狂言「福部の神」を北野天満宮に合わせて茂山千之丞が改作したもので、昭和25年より奉納されています。
瓢箪や鉦を打ち鳴らしながら踊り念仏をする参詣者達の前に鬼がやってきて暴れます。
この鬼は深泥池に棲み、災いをもたらそうと北野天満宮までやってきたのです。
そこへ笛の音と共に北野の末社・紅梅殿が降臨し、鬼を退散させます。





















鬼がやって来て暴れます。




紅梅殿の福の神様の登場
高らかな笑い声で鬼をひれ伏させ、北野天神の由緒を語り鬼に立ち去るように告げます。





鬼が退散します。





上七軒の芸妓・舞妓による日本舞踊
梅の題がついた踊り3曲が披露されました。

























最後に豆まきです。
これでもかというほど豆も人出も多かったです。





































私も2袋ゲットしました。





境内の梅です。
今年は暖冬で開花が早く、早咲きはもう見ごろです。













本殿

























上七軒の芸妓・舞妓さんのお帰り













京都の四方参り
四方参りは千年ほど前から節分に4社寺を参詣する習慣があります。
邪気(鬼)は京都御所の表鬼門の北東に現れ、そこから今度は南東へと逃げていきます。
そこを追われると次に裏鬼門の南西に出現し、行き場を失った邪気(鬼)は最後に北西に閉じ込められます。
北東の吉田神社 → 南東の八坂神社 → 南西の壬生寺 → 最後に北西の北野天満宮となります。









最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (楽母)
2020-02-04 15:55:32
やっぱり本物の舞妓さん、芸妓さんは綺麗ですね。
返信する
楽母さまへ (京都で定年後生活)
2020-02-04 20:57:53
こんばんは
八坂神社でも舞妓さん芸妓さんは踊りますが、見物人が多すぎです。北野天満宮のほうが、狂言もあり良かったように思います。
花街の舞踊は節分祭も華やかになりいいですね。
ありがとうございます。。
返信する

コメントを投稿