なんでも直そう・・・自分なりのエコを目指します。

ボランティアでおもちゃの修理そして自宅の電気製品などの故障にチャレンジ中です。其の他のことも気が向いたら書いてます。

今日は障がいの有る人達のための施設に行きました

2010年05月08日 | おもちゃの病院
時々障がい者のための施設におもちゃを直しに行きます。

健常な子も障がいの有る子もおもちゃは大好きです。

そして皆が好きなおもちゃはよく壊れます。


ここの施設では子供達が遊ぶところは柵で仕切られているのですが、時々子供が出てきてのぞきに来ます。

離れてソット見ているぶんにはいいのですが、

今日はおもちゃの音に釣られて子供がそばに来て座り込んでしまいました。

丁度半田ごてが熱くなっていたり、分解中で触られると困るものなどがありました。

そのお子のお母さんもすぐ飛んで来て、子供を遊び場に連れて行こうとしたのですが、

何を言っても判ってもらえず困り果てていました。

好きなおもちゃの機関車トーマスに関心を向けさせて、なんとか遊び場に連れて行ったのですが、

暫くするとまた戻って来ました。


もう機関車トーマスでは関心を引くことも出来なくなってしまいました。

もう向こうでの遊びに飽きたのでしょう、

多分こちら側で大人たちが何かやっているのに興味を持ったのでしょう。

お母さんが何とか向こうに連れて行こうと色々言い聞かせても、どうしても判ってもらえません。

「申し訳ございません」と何回も言われてしまいました。

こちらの事よりもお母さんのほうがやるせなく辛いのではないかと思いました。

私達も何とかしてあげたいとは思うのですが、このような場合のなす術を知りません。


もう帰る時間が近かった様で、連れて帰っていきました。

「バイバイ」と言うと、機嫌良く「バイバイ」と言って帰っていきました。

母さんがとても一生懸命言い聞かせようと頑張っていたのが判ります。

きっと何時もとても頑張っているのではないかと思いました。




コメント
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