中途で折れているスギが多い
千葉にはこの木が多い
友人は以前から台風で倒れると困ると、どんどん倒していた。勿体ないなと思っていたが、今回「こういうことだ」と分かった。暗い大きな庭は風通りがよくなったがそれども20本倒れ、そのうち2本は通路に倒れ、チェーンソウで切ってもらった。
昔は高い値段で売られたそうだが、最近は切る。それでもお年寄りは感覚がついていかなくてそのままの人もいるようだ。
千葉のスギには非赤枯性溝腐れ病にかかっているのが非常に多い。それで街中でも風の向き用でこんなに倒れる。
資料によるとこの病気は1960年に発見されたのだが、これにかかったスギは幹に溝が入るように病菌が入り、中まで腐る。そのため幹が中折れしてしまうのだそうだ。そしてこれが倒木処理を難しくしているとのことだ。
溝腐れ病にかかったスギ
そして山武杉というスギの品種と関係が深い。この品種が、溝腐れ病に非常に弱いのだ。この木は銘木と言われ名物であり「伊藤左千夫記念館」では天井に展示されていた。
溝腐れ病を蔓延させた。そんなスギが今回バタバタと折れている。
広い千葉の山林への今後の計画は。これを機会に改善されればな。
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