日本共産党の小池晃参院議員・書記局長は、ラジオのように聞けるインターネットの音声配信サービス「Voicy(ボイシー)」で日々のできごと、ニュースから感じたことを放送しています。
番組名は「小池晃のあきラジオ」。昨年10月から始まり、21日に100回目を迎えました。平日の朝8時から1回6~7分程度。
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今年取り上げたテーマは、能登半島地震、ガザ攻撃、最賃引き上げ、新NISA、オーバードーズ、石丸「新党」、寄席の話、フジテレビの会見…。
「おはようございます。小池晃のあきラジオです」。小気味いいBGMに乗せリラックスした雰囲気です。気軽に聞けていいというリスナーからの書き込みや、「そうか、原発も企業献金のせいで推進せざるを得ないと…!」(「原発固執の背景には企業献金?」12月19日)というリスナーも。
11月はたびたび所得税の課税最低限の「103万円の壁」を取り上げました。総選挙で“手取りを増やす”と話題になった言葉です。
小池氏は“手取りを増やす”のに「そもそも壁というほどの大きなバリアになっているのか?」と問いかけ。「103万円は1995年から据え置かれており、引き上げは当然だけれど、生計費に税金をかけないという税制の原則に照らせば消費税の負担軽減は本当に急がれる」と解説。同じ95年以降に大企業に適用される法人税率を7回下げる一方、消費税は3回も値上げされ、「この税制のゆがみ全体を正さなきゃいけない」と語りました。
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「今日は歴史的な日になるのではないでしょうか?」。12月10日の放送は日本被団協のノーベル平和賞の授賞式でした。
被団協の田中煕巳(てるみ)代表委員が東北大学の教員だったころ、同大学の医学生だった小池氏は、ともにハンドマイクで核兵器廃絶を訴え、街頭で署名を集めたエピソードを紹介。「40年前から仙台で一緒に運動をやられた方がノーベル平和賞を受賞して、演説をするっていうのは、もうなんかジーンとくるものがありますね」
1月10日は、介護事業所の倒産が過去最悪になったニュースを取り上げながら、YouTubeチャンネル「デモクラシータイムス」でエコノミスト浜矩子(のりこ)さんが出演した回に注目。浜さんは、選挙で「敵」を名指しし、聞こえのいいことばかり言うが財源は示さない「ニセ預言者」に惑わされないようにと忠告し、聖書の言葉を引き「本物の預言者は痛みを伴いながら荒れ野で叫べ」と鼓舞していました。小池氏は「私も荒れ野で叫びたいなと思います。訪問介護を守れ」。愛犬の大ちゃん(チワワ)も呼応したかのように激しくほえていました。
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