鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

新レイアウトの製作 その79  木を作る

2024年03月28日 | レイアウト

ナローレイアウトの木を作ります。

NOCH(ノッホ)の木の材料です。 高価ですが買いました。

 

こういう樹木を乾燥させたものが入っています。 問題は幹になる部分が曲がっているものが多くて、良いのを探して使います。

たぶん、蒸気で温めて伸ばせば真っ直ぐになると思うけれど、そのまま伸ばすと折れるので注意です。

 

これにスプレーで幹の色を塗ります。

 

これに葉っぱをつけます。 この色が問題。 今、模型店で手に入るものはカトーなどが多いのですが、ヨーロッパ系に比べて色が気に入らない。 NOCH、BUSCH、FALLER、HEKIの色が良いのだけれど、最近は日本で作っているようで、ヨーロッパ系の材料を置いていない。 モデルバーンやエルマートレインにはあるようですが、ちょっと遠くて行きずらい。

何故、日本の色がダメかというと理由がある。 それは、日本人がレイアウトを作った時に、ほとんど駅中心で、それに機関庫などが主流だから、草原を作らない。 街の景色でも、昭和の街並みとかが多くて、何気なしの野原がない。 草の材料を使わない。 だから、日本のレイアウトの草の材料はあまり種類がなく、かつ色に深みがない。 と、私は思っているのです。 これも濃い緑でパステルカラー的なものがないので、黄色っぽい葉を混ぜたのですが、この間の色がない。 あっても、黄緑〜 と明るすぎて使えない。

ということで、この2色を混ぜて使うことに。 もちろん混ぜても絵の具じゃないんだから中間の色にはなりませんが、単色ではつまらない。

 

スプレー糊で葉をつけます。 ノッホのフォーリッジが見えますが、なんと15年ほど前に買ったもの。 これも違う木の種類として使います。 草の材料は山ほど持っていますが、季節によって色が違うので、今回のレイアウトに似合うものはあまり持っていない。

 

完成。 スプレー糊を吹いて、葉っぱを撒くだけで仕上がるのでとても簡単。

 

こちらは、土手下で拾ってきた南天の枝です。 先の丸いところをニッパーで切って

 

スポンジ系の草の材料をボンドで接着しました。 こちらは少し時間がかかる。

スポンジ系は日本のメーカーの名前でしたが、中身はウッドランド製かもしれません。

本当はミニネーチャーの葉を使いたかったけれど、売っていなかったのでスポンジにしたのでした。 

 

 

レイアウトに植えました。 木があって良いのですが、やはり色が気に入らない。 もっとソフトな色が良かったんだけれどスポンジ系も都合が良い色がなかった。 

 

小道を作った丘に、ノッホの幹を使った木を植えました。 なかなか良い感じ。

 

違う色の葉っぱを混ぜているのが効いていると思います。

 

 

大体イメージ通りのレイアウトになってきました。 

まだ、木の製作はつづきます。

つづく

 

 

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新レイアウトの製作 その78  丘の小道

2024年03月24日 | レイアウト

ナローレイアウトの製作です。

 

丘があります。 日本とヨーロッパを分ける丘です。 あとは木を植えれば良いのですが、それではつまらないと考えました。

 

小道を作ることにしました。 彫刻刀で地面を削って道を作っています。

 

この部分は急勾配なので石垣にしようと、プラの石垣板を切って曲げて接着しました。

 

急勾配の部分の石垣をやめて、岩を作って置きました。 道に小石や土を撒いて道らしくなって来ました。

 

草を増やします。 こういう草の材料をそのまま貼らずに、ちぎって貼ります。

 

以前はちぎった草を手で貼り付けていましたが、木津先生の写真のようにこんな工具を使いました。 これは使いやすい。手だと草が潰れてしまうし手について地面に付かないことが多々あるのですが、これで抑えるとしっかりと立った感じで草を植えられます。 昔から持っていた工具ですが、宝の持ち腐れだったんだ。

 

道の周りにいろいろな草を植えて、小道ができたよ。

次は樹木を植えます。

つづく

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TMSに載った  南フランス線

2024年03月20日 | レイアウト

今日発売の鉄道模型趣味誌 TMS 2004年4月号 No.987 に私のレイアウト、「桃山鉄道 南フランス線」の記事が掲載されました。

この本です。

 

こんな記事です。

写真が綺麗なのは私の撮影の仕方が上手いからですが(頑張って撮影したのです)、それをうまく編集して、立派な誌面にしてくれています。

やっぱり自分の記事が載ると嬉しい。しかしそれ以上のものがあります。

レイアウトは残しておけません。 それは場所を取るのとだんだん傷んでくるからいつかは解体、廃棄するからです。

長年同じレイアウトを使っておられる方が多いのですが、私の場合は、ある程度の年数が経つと上記のような理由と、飽きてきて他の景色を作りたくなるから、作り直したくなるのです。

車両の模型を作る方も一両作ったら終わりではなく、完成したら次の車両にかかると思います。 それと同じで、レイアウトも違う景色、違うものが欲しくなるのです。 でも車両と違って、レイアウトをたくさん作って置いておくようなスペースはありません。 そこで、いつかは解体するのですが、その時に、こうやって本に載せていただいていると、記録としてしっかりと残る。

ですから、本に掲載されて初めてレイアウトが完成したと言えるのです。

 

こんな駅があるレイアウトです。 ニースのつもりなんです。

 

エズの街です。 この建物はすべて手作り、入口のある建物なんぞどれほど苦労したか。

 

ユーロスター、TGV、RhB いろいろなものが走るレイアウトです。

 

こういうクラシックなものも走れば

 

東海も走る。

 

京阪電車だって走るし

 

こんなものや

 

こういうものまで、なんでもありで走らせられるのです。

 

これはミュンヘン市電ですので、まあ、ヨーロッパです。

実は、このレイアウトはすでに解体されているのです。

 

今はこんなレイアウトに変身しています。 ナロー9mmです。 半分は日本の景色

 

残りの半分はヨーロッパの景色。

超特急をぶっ飛ばすレイアウトから一気にナローでゆったり、変身する時にはほとんどこのパターンです。

台枠はもちろん南フランスと同じです。

 

解体中です。 そして、上の写真のように生まれ変わっている。

もう南フランスは見られない。 だからこそ、TMSに掲載していただいたのはとても嬉しいのです。 名取さんありがとうございました。

 

動画はyoutubeに載せてあります。「桃山鉄道 Nゲージ 南フランス線」

 

皆さん鉄道模型趣味誌を買って見てくださいね!

 

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新レイアウトの製作 その77  薪割り人、 牧場など

2024年03月17日 | レイアウト

武生を書く予定でしたが、長い間ナローレイアウトの製作を書いていないので書きます。

 

農家の庭に、薪を割る人を置きます。 フィースマンの製品です。

 

地面に大きな穴を開けて、

 

フィースマンの人形を置きます。 台座が地面より高いので、

 

地面を掘りました。結構掘らなければなりません。

 

これぐらい掘ればいいだろう。

 

周りをパテで埋めて。

 

フィースマンの説明書です。 ドイツ語と英語で書かれていますが、読むほどでは無い。 勘でできるけれど、説明書は猟師と共用のようです。

薪割り人は斧を振り上げて薪を割る動作があるので、配線が必要です。 ちなみに猟師は鉄砲の音がするサウンドジェネレーターも別売しているようです。

 

レイアウトのスイッチに配線して。

 

レイアウトの枠につけました。 こういう事に結構手間がかかるのです。

 

地面を慣らして自然な感じにして。

 

本当に自分で薪割りをして、割った薪とか、積み上げた薪を作っています。

 

周りに割る前の薪と、割った薪を置いて完成。

この人形は斧を振り上げて、薪を割る動作をします。 スイッチを入れると動かない。 ?? 配線間違いか壊してしまったか??

しばらくしたら動き出しました。 実は動作は間欠的なんです。 動きっぱなしでは無い、適当に間隔を開けて2回振ったり、5回振ったり、回数もランダムです。 これはとても良くできている。 もし自分で動く機構を作っても動きっぱなしにしかできないでしょう。

 

話変わって

牧場です

牧場を作ります。 柵です。

 

芝生の上に柵を作って牛を置いて牧場完成。

 

こちらは、ブッシュのタバコの葉のキットです。針金に葉っぱを一枚ずつ接着しながら入れて一本のタバコの木を作ります。

 

プラスティックですが、プラ用の接着剤ではひっつかない。 瞬間接着剤を使用。 

まあ、手間がかかる事、暇な時に数ヶ月かかったかな。

 

葉に色を塗って、穂先に花をつけて

 

畑に植えてゆきます。

 

薪割り人も、牧場も、タバコ畑も完成。

レイアウトもかなり完成に近づいています。

つづく

 

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新レイアウトの製作 その76  三角池 その4

2024年02月27日 | レイアウト

三角池の横に畑を作っています。

柵を接着しました。 実は何本か折れてしまったのですが気にしない。

 

柵の上に葉っぱを絡めて右の方には作った野菜を植えて畑ができあがりました。

 

今度は池に注ぐ水です。 真鍮パイプを切ったりして給水筒を作っています。

 

池の右端に給水筒をつけて、水が出ているようにしました。 レジンを流してあります。

 

水面に波を作りました。 すると鳥が寄ってきました。

 

池と畑が完成です。 農家は完成していましたので、その前に人や小物類を置くと生きた世界になってきました。

 

つづく

 

 

 

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