千里フィルハーモニアの演奏会がありました。
場所は、大阪、四天王寺夕陽丘駅付近のホールです。
私は、開場前に日本橋のキッズランドで模型の買い物、その後、近そうなので歩いて行ったのですが、夕陽丘は上町台地の上なので、坂がきつくてバテバテ、しかも昼食を食べる店もなくて地下鉄の駅のそばに来ても、店を探してうろうろで、演奏会が始まれば寝ようかと思ったほどお疲れでございました。
パンフレットです。 高齢者の学校が主催しているので、観客は年寄りが多い。 案の定、何人かと会いました。
始まる前です。 まだ楽団員はいません。
前半のプログラム。 かなり知っている曲が多いし、一曲がさほど長く無くて、指揮者のわかりやすくて面白い説明の後に音楽が始まり、久しぶりのオーケストラの音を聴いて感激。 寝るどころではありませんでした。
そして、休憩後は
オーケストラと歌おう、ということで、ベートーベンの第九です。 オーケストラの後ろには2〜30人、の合唱団が、みなさん年寄りで、第九を歌う会か何かの人たちです。
そして、オーケストラの前には、プロのオペラ歌手が4人います。
第九全曲は長すぎるので、歌が入る第4楽章だけですが、その時に会場のお客さんも歌ってくださいとのことで歌詞が渡されました。
ドイツ語ですが、カタカナとひらがなでルビがふってあります。
さて、音楽が始まって、この歌のところになると指揮者が会場の方を向いて、ここからですよと合図をしてくれます。
そこで、席に座ったままみんなで歌を歌うのですが、カタカナ混じりの日本語は読みにくい。 ドイツ語を読む方が楽なので、ドイツ語を読んで歌いました。 読み方を間違っているかもしれないし、意味もわからないけれど、結局カタカナ混じりの日本語は読めませんでした。
私は第九の歌詞を見るのは初めてだったのですが、まあ良い経験でした。
その後は日本の歌を歌って、アンコールでは、多分ヨハンシュトラウスのラデッキー行進曲だと思うのですが、指揮者が会場を向いて、手拍子をするので、会場全体で手拍子をします。 指揮者が小さな身振りでは小さな手拍子、大きな手拍子では大きな手拍子と、練習も打ち合わせもなかったのですが、会場全体が上手な手拍子の渦に巻き込まれました。
この曲は手拍子の定番だそうですが、指揮者によっては手拍子が気に入らないと言います。 まあ、観客に主役を取られるようなものですから。
演奏会終了後、天王寺まで歩きました。
途中にある四天王寺です。 聖徳太子が云々と謂れがある寺で、何度か参拝したこともあります。 五重塔が綺麗です。
JR天王寺駅のミオでお茶です。 着いた時には夕日に照らされる通天閣が見えました。
友人たちと喋り終わって帰る頃には、通天閣には火が灯っていました。 本当の火じゃ無いよ、電飾だよ。
オーケストラを楽しんだ午後のひとときでした。