鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

2004年 イギリス旅行 その11  ケントサセックス鉄道 サンデーランチ その2 テンターデン駅

2024年12月20日 | 海外旅行

テンターデン駅に到着しました。

ここからサンデーランチ列車の発車する駅 Northian駅まで行かなければなりません。

駅員に聞くと、その列車の発車まではしばらくあることと、サンデーランチに申し込んでいるなら、そこまでの運賃は不要だ、車掌に言っておく、ということです。 そこで、駅で撮影。

 

門を入ったところには黒いL型のディーゼル機関車があり、奥には古い客車が展示してあります。

 

黄色いディーゼルはむちゃくちゃ古そうです。

 

イギリスらしい信号所です。 案外小さいですね。

 

横にはスティームトラクターが置いてありました。 鉄道車両ではありません。 蒸気機関車のようですが農耕用のトラクターです。 日本でこういう物はありませんでしたが、ヨーロッパでは多かったようで、メルクリンからも販売されています。

 

これは古い客車ですが、ピカピカにして保存されている。 何かの時には使うのでしょう。

 

気動車です。 日曜日だからなのか客が多いです。

 

踏切です。 列車が来ない時には線路側に柵が来ています。

 

列車が来る時には柵を動かし列車が通れるようになって、車は通れなくなります。 完璧です。

 

道はこうなって、絶対に車は通れない。 先頭はロバーですね。 イギリスは日本と同じ左側通行です。

 

列車が来ました。 これまた古い機関車ですが、ちゃんと客車を引っ張っています。

 

給水タンクの足が細い、スマートで格好良いです。

 

駅全体です。 終着駅なので着回し線や給水等など色々あるのです。

 

駅員さんです。 この人に色々聞いて世話になったのです。 

 

この列車が発車しそうです。 先ほど駅員に聞いた列車より時間が早いのですが、路線は一本なのでこれで行ったら早く着くかと思って乗り込みました。

 

とても綺麗な客車です。 テーブルもあります。

ここに座っていたら、車掌さんが来ました。 どこに行く? と聞かれたのでサンデーランチの駅と答えると、この列車は行かない。 と列車の時間を教えてくれました。 駅員に聞いた列車です。 降りてそれに乗りなさいということです。

 

その列車が発車しました。 先ほどの車掌さんが、手を振ってくれています。 みなさんとても親切なのです。

 

さて、私も言われた列車に乗って出発です。  テンターデンよさらば、なのですが、帰りにもこの駅に来ることになります。  

ということで、サンデーランチ列車が発車するNorthian駅に向かいますが、テンターデン駅での写真はこればかりでありません。 これでも長くなってしまったのでたくさん端折っています。 それぐらい海外旅行で見たものは珍しく写真を撮ったり目に焼き付けているのです。

 

つづく

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2004年 イギリス旅行 その10  ケントサセックス鉄道 サンデーランチ  その1

2024年12月15日 | 海外旅行

ケントサセックス鉄道のサンデーランチに行きます。 サンデーランチは日曜日なので、今回の旅行は日曜日を挟んだ日程にしてあります。

このサンデーランチも、若い女性のブログでこの鉄道のサンデーランチに行ったと書いてあったのでわかったのですが、イギリスでこういうことをしている鉄道があって、それに女2人で行ったとか。 ゴスラーでもそうでしたが、女性の行動力はすごい。

これを予約するのに今のようにネットが発達していないので、多分手紙だったと思いますが、日数がかかり、最終的なチケットなどの書類は来ていなかった。 予約できているか少し心配しながら行ったのです。

 

イギリスの鉄道や保存鉄道が描かれている地図です。 行った頃のものですが、ロンドンより下に昨日行ったブルーベル鉄道が載っています。 しかし、ケントサセックス鉄道が無い。 鉛筆で薄く書き足したのですが、ロムニー鉄道と書いた少し上です。 ドーバー海峡のフォークストンから近い。

この行き方ですが。

ケントサセックスのパンフレットです。 どこからも鉄道がつながっていない。

青や赤の点々の線は作ろうと思ったのか廃線になったのか、そんな線です。

そこでバスを調べると、HEADCORNだったかどこか忘れたのですが、ケントサセックス鉄道のテンターデン駅に行くバス路線がありました。 もちろん日本で調べているのですが、サンデーランチは日曜日です。 日曜日はイギリスでは安息日です。 そこでわかったのが、そのバスが日曜日は運休の日です。

さて、困った、なんとか行く方法を見つけないと、とがんばって見つけたのが、遠回りだがアッシュフォード駅からバスがある。 アッシュフォード駅はアッシュフォードインターナショナルという長い名前の駅で、パリからのユーロスターで通ったことがあり、馴染みがあるほどでは無いが、位置的には見当がつく。 

そして、今回は一泊になるのでホテルも予約した。 素晴らしいホテルで後述します。

ランチなので、昼にはサンデーランチの出発駅まで行かなければならない。

ということで、朝早く、素晴らしい朝食もとらずにホテルを出ました。

地下鉄のオリンピア駅に行くと待っても待っても地下鉄が来ない。 なんと、地下鉄も日曜日はオリンピア駅に来ないのです、短い盲腸線なのだからでしょう。

あわてて、大通りに出てタクシーを探す。 そして、最寄りの地下鉄の駅まで乗って、なんとかチャリングクロス駅まで到着できました。 日曜日のお出かけは要注意です。

 

チャリングクロス駅です。 

 

構内は前日に来て切符売り場など調べてあるので、スムーズに行きましたが、2004年この駅でのインターネット環境です。日本よりずっと進んでいる感じです。

 

チャリングクロスは頭端駅、すなわち終点の駅です。 この電車に乗りますが、アッシュフォードに行くのは先頭の3両だったか? 後ろは途中で分割します。  駅の改札は一番後ろにあるので、先頭から3両ということは先頭を見つけないといけない。 だから、先頭まで走るように行って先頭からの台数を数えなければなりません。

これは日本の京都の山陰線でも同じで、園部以西にゆくには先頭から2両目までに乗らないといけないので、列車が入る前には一体どこに並んだら良いのか分からないのです。 閑話休題。

 

この電車と同じ形の電車に乗ります。 10両編成ぐらいあったので、先頭を見つけるのが遠かった。 発射時間は迫るし。

本当にドアだらけの電車なんです。 このドアの取手が外に付いていて中からは開けられない。 外開きなので危険だからでしょう、中からは開けられない。 窓を開けて手を出してドアを開けたと思うんだけれど。

長い編成なので、それこそドアがたくさんあって、乗り降りのために開いている。 そして、ドアを閉めるバタンバタンという音が鳴り出すと出発だ。 1時間半ほどで、アッシュフォードに着いたのですが、途中からは車内はがら空き。 そして、寒い。 7月なのに寒い。 そこで、新聞紙などを体に巻いて寒さを凌いだという車内でした。

 

アッシュフォード駅です。 大きな駅なので、こちらは多分裏口で反対側が表でしょう。

バス停を探します。

 

いた人にテンターデンに行くかと聞くと、ここで良いという。これで一安心。 バスを待つ。

 

バスです。 途中から乗ってきた客がずっと運転士と話をしていたのを覚えています。 日本のように堅苦しく無い。

 

こんな田舎道を走って

 

かなり田舎だけれど、雰囲気がある家だ。 幽霊が出そうな気もするけれど、

 

1時間ほどかかってテンターデンに到着。 綺麗な町だ。

 

こんな街を模型で作ってみたいと思ったのですが、駅にはどうゆけば良いのかさっぱり分からない。

 

レンガの建物がある坂道を下り

 

教会の横を通り

 

見つけたのが牧場のような柵がある建物。 これがケントサセックス鉄道のテンターデン駅です。

さて、これからいよいよサンデーランチです、とはならない。 サンデーランチが発車する駅は違う駅です。

 

つづく

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2004年 イギリス旅行 その9   ブルーベル鉄道 中間駅

2024年12月05日 | 海外旅行

シーフィールドパーク駅から戻って中間駅ホルステッド駅に着きました。

結構大きな駅です。

 

黒い蒸気機関車、タブレット交換です。 後ろの信号所も良い感じ。

 

何で、こんなに人が集まっているんだ? これみんな鉄道ファンです。

 

機関士としゃべったりしています。 フレンドリー

 

私はここで昼食。 並んでパイを買います。

 

この子はもう待ちきれない。 テーブルにゆく前につまみ出しました。

 

パイです。これが昼食。

 

古い蒸気機関車がありますが、その前には商品テーブルがあります。

今日は鉄道模型フェアで、中古の模型を売っているのです。 後ろの郵便車の中は、中古の鉄道関係の本が並べられてありました。

 

ホームの上ではこう言う店が並んでいます。 みんな鉄道模型です。 

 

中古ですが、新品もあったかもしれません。 どれにしようか迷っている人がたくさん。

 

安いんだろうな? 欲しいけれど急に見てもなかなか迷ってしまう。

 

これなんて、 古いので値打ちがあるのかもしれない。

 

フランス型もある。 あまりにたくさんありすぎて、目が泳いでしまって結局何も買いませんでした。 でもね、旅行の最後までには鉄道模型を買っております。

 

それにしても、鉄道模型ファンがたくさんいるんだ。 そして、中古フェアなので使い古したものが多いけれど、走らせて遊ぶにはこれで良いのだ。 だから、どれにしようか迷っている人がたくさんいました。

 

こちらは本物、 イギリスの駅と列車の感じ、気に入りました。 ピカピカの蒸気機関車も良い。

 

駅員も格好良いし、

 

この信号も良い。

 

これで、ブルーベル鉄道は終わりです。

明日は日曜日、ケントサセックス鉄道のサンデーランチにゆきます。

明日の朝は早いので、ブルーベルの帰りに明日乗る駅のチャリングクロス駅に寄って、駅への行き方と切符売り場などを確認してからオリンピアのホテルに帰りました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2004年 イギリス旅行 その8   ブルーベル鉄道 シーフィールドパーク駅

2024年12月02日 | 海外旅行

ブルーベル鉄道、シーフィールドパーク駅をもう少し

 

駅の入り口です。 建物はレンガ建。 庇におしゃれな模様があります。いや、あっちにもこっちにも色々な模様がある。 屋根の棟だって。 

 

中に緑の客車が停まっています。

 

こんな看板もぶら下がって、雰囲気をあげています。

 

改札員でしょうか?  

 

こんな荷物や

 

こういう秤も置いてあって、雰囲気を上げています。

 

ここは運転司令室。 この赤い機械はなんだろう?

 

こんな模型も置いてありました。 

BR,Rebuilt Navy Class 4-6-2 でしょう。 これも、ホーンビイのカタログに載っているので分かったのでしたが、まあ、びっくりするぐらいホーンビイでは色々な形の機関車を製品化しています。

キャブの形が変わっている。 綺麗な機関車です。

 

緑の客車も良いでしょう? そう言えば、客車のドアはこのように開くのです。 馬車の時代から変わっていない。

でも、木の扉は如何にも高級に見えます。

 

うんうん、緑の客車、本当に雰囲気があって良い。 イギリス型も大好きになりそう。

 

つづく

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2004年 イギリス旅行 その7   ブルーベル鉄道 緑の機関車

2024年11月22日 | 海外旅行

シーフィールドパーク駅に着きました。 ここで終点。

 

機関車を切り離して、機回しをします。

それを見ようと人だかりがしています。

 

 

綺麗な蒸気機関車です。 ピカピカです。

 

テンダー石炭車も美しい。

 

機回しが終わって、出発準備ができました。 まだまだ時間があるので皆さん見に行っています。

 

皆さん結構機関士さんとしゃべっています。 多分この機関士さんも保存鉄道なのでボランティアかもしれません。

 

足回りです。C型の機関車。 確かに足回りは蒸気機関車なのですが、上半身は緑のカバーで覆われていて、ランボードもない。 メンテナンスはどうやっているんだろう?

 

クロスヘッドになるんだろうか? これってワルシャート式弁装置のようなコンビネーションリンクやユニオンリンクなどのロッド類が無い。 模型なら簡略化で余分なものを無しにできるのでしょうが、これは本物の蒸気機関車。

蒸気で走るので、蒸気室のピストンを動かす装置が要るはずだ。

イギリスでは、ロッド類は格好が悪い、スマートではないと言う考えがあるようです。 この機関車の弁装置は、ギヤを使った巧妙な構造で出来ているとか。 しかも3気筒だし。 かなりの技術でしょう。

 

エンブレム、 イギリスみたい。 イギリスだっちゅうの

 

顔です。 煙室扉も綺麗です。開閉の構造は国鉄蒸気と同じようです。

 

つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする