昨日のNHK、最強の城で、飯盛山城をやっていました。
松山城、岩国城、仙台城、などいくつかの城の中で、飯盛山城が最強の城ということになりました。 最強という意味は、行ってみたいという事です。 そして飯盛山城が選ばれたのは、今から再発見されるだろうという、未来を見据えた理由でした。
この飯盛山城には少しだけ思い入れがあります。
大阪梅田から阪急宝塚線に乗って、曽根駅まで。
そこに豊中市立文化芸術センターがあります。
ここで、今年高齢者学校のフェスタ文化祭が開かれたのでしたが
私の班は、後醍醐天皇を展示したのですが(ほぼ全部私が作ったエヘン)。
同じクラスの他の班は飯盛山城を展示発表していました。
飯盛山城は大阪の東、生駒山系の北の方にあって、この班の方達は歩いて調べたそうです。
そして、班長のKさんから色々飯盛山城の説明を受けたのでした。 ここは三好長慶が作った城で、とても大きな山城だ。 しかしほとんど知られていなくて近所の人の散歩コース程度だった様です。 そこで、幟旗も借りてきて飾ってあります。
それは、NHKの番組でも村井美樹さん、鉄道マニアの鬼軍曹として知られていますが、お城好きでもあります。 その村井さんが飯盛山城のすぐ下の高校に通っていたとのこと。 それでも、飯盛山城は知らなかったと言いますから如何に知られていなかったかということです。
それは、三好長慶という武将があまり知られていなかったからですが、この人はすごい。 阿波国出身で室町幕府を支える細川氏に仕えていましたが、なんのかんのあって、近畿一円を治める戦国大名にのしあがった。 事実上室町幕府を倒し京都も治めていたので、当時としては天下人と呼ばれ、それはヨーロッパでも日本の天下人は三好長慶と書かれているほど有名な人です。
その後、細川高国に敗れて自害し、後に織田信長が政権を取って、三好の名前は葬られた形になりました。
一方 豊中の2ヶ月ほど前に
天王寺からチンチン電車に乗って堺に行きました。
そして、南宗寺というお寺にゆくと
三好長慶の像がありました。 堺も治めていたのでここでは有名です。
行った仲間も、この人は凄かった人なんだと言っていました。
ちなみに、南宗寺は徳川家康の墓がある寺です。 寺では徳川家康とは明言していませんが、そんな墓がある。 それを見に行ったのです。
今度は京阪電車。 昔のテレビカーですが、これとは関係なしに、京阪電車の枚方市駅の近くに、枚方市立芸術文化センターがあります。
そこでの3月のHNモジュールの運転会に、飯盛山城を説明してくれたKさんが京阪電車に乗って見にきてくれました。
家にNゲージを持っているそうで、鉄道模型が好きだとは高齢者学校の卒業の数日前にわかって運転会に誘ったのでした。
私の飯盛山城でした。 おわり