鉄道模型のある生活ブログ

鉄道模型にかぎらす、なんでも書いてしまいます。

盾が来た

2024年10月03日 | レイアウト

レイアウトコンペで準佳作のナローレイアウト「桃山鉄道 MALER線」の盾が届きました。

 

盾と賞状と、レイアウトに貼る真鍮のプレートがありました。 

 

レイアウト上に盾を置いて撮影。

 

場所と車両を変えて撮影。

 

青い気動車も撮影

 

プレートを入れて撮影。

 

先日、ナローの日本のレイアウト川尻線が佳作になっているので、その盾と並べました。

準佳作は小さい。

同時には送って来ませんでした。2週間ぐらい空けて準佳作を送って来ましたが、2つも受賞できたのは嬉しい。

 

それぞれのレイアウト上に盾を置いて撮影。

 

 

この二つのナローのレイアウトは、自分でも気に入っています。 多分、解体して違うレイアウトにすることはないと思いますが、レイアウト作りが好きな性格なので、何が起こるかわかりません。

 

 

 

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ボートがひっ付いた!!

2024年07月31日 | レイアウト

暑いですね、明日から8月ですが、これから暑くなると言うよりは少しは秋に近づいていると思っているのですが、暑さに関するお話。

2024TMSレイアウトコンペ、準佳作のMALTER線です。

 

石橋を渡る列車。 水面にはボートが浮かんでいます。 涼しげに見えます。

 

水はカトーの一液タイプの水の素(リアリスティックウォーター)です。 波はジェルメディウムで作っています。

この水ですが、レジンと違ってカチカチにならない。 何ヶ月か経っても少し柔らかいままなのです。

そのまま船を置いたままだと水面に引っ付いてしまいます。

 

そこで、いつもはボートを岸に上げた状態にしています。

と言うような話をしながら、ボートを水面に乗せて、

 

こんな場面を人に見せたりしていたのですが、この日はこのままボートを岸に上げるのを忘れてしまいました。

 

一週間ぐらいだったかな、船を持ち上げると、水面に引っ付いています。 水面が持ち上がってきました。

寒い時期なら一週間ぐらいでは少し引っ付いたかなと思った程度ですが、今は暑い。 だから、カトーのリアリスティックウォーターが柔らかくなっているので、完全にくっついてしまいました。

 

もう一艘も完全にひっついて、無理やり剥がしたところです、 力を加えて引っ張るので水も剥がれそうになるし、ボートもオートが折れたり船本体も壊れそうになるぐらい力をかけて引っ張り上げました。 いや〜 大苦戦ですよ!

 

剥がした後です。 この部分の水面が剥がれるかと思ったほど引っ張ったのですが、剥がれずに済んだのは不幸中の幸いなのですが、水面はボコボコ。 手で押してできるだけ水平に戻して、

 

ジェルメディウムで水面の修理です。

 

こう言うことね

 

ジェルメディウムが乾燥して、一見うまく修復できました。

 

よく見るとその部分の水面が盛り上がっているのですが、仕方がない。

船を岸に上げるのを忘れないようにしないといけません。 

2液タイプのレジンだと硬化したらガラスのようにカチカチになるので、今まで引っ付いたことはなかったのですが、一液タイプは工作は楽ですが要注意です。

 

 

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ドイツの鉄道模型クラブ FREMO

2024年06月14日 | レイアウト

明日は我が鉄道模型クラブ「HNモジュールクラブ関西」の運転会ですが、ドイツのFREMOという模型クラブを紹介しましょう。

このブログにも何度か書いていると思いますが、大きな模型クラブです。

何年か前の運転会らしいですが、モジュールがたくさん並んでいます。  場所は市電の車庫?

 

よく見るとモジュールの上に看板?が立っています。 駅名らしいのですが、駅名以外もありそうです。

これって、HNモジュールでも参考になるかもしれない。

 

情景の作り込みはすごいんです。 

 

一つづつのモジュールも大きいので、カーブも緩くて実物並みの編成が走れます。

HNモジュールでは、家に収納することと、持ち運びを考えて、ずいぶん小さなモジュールの規格にしましたが、体力のあるドイツ人は違う。  もっとも、HNモジュールでも大きなものを作るのは自由ですから、かなり大きなモジュールもあります。

 

日本人はレイアウトとかモジュールというとすぐに鉄道施設、駅やレンガ小屋など建物を中心に考えますが。ドイツでは自然の情景、雑草なども凝っています。 ですから、情景素材も良いものがたくさんあり、私がドイツ製の木や草の材料を買うのもそのためです。

この茂みを作れと言われても、相当難しい。

 

駅だってこんなに大きなものを作ってしまうのです。

でもって、これを1日で開催するかはとても無理。 1週間ぐらい休暇をとって運転会を開いているようです。 モジュールの配置もCADで行っているとのことですが、広い床に印をつけて正確に置くといいます。

 

運転ダイヤはもちろんあります。 1日かけてのダイヤの様で、貨物輸送が主で、貨車はどこどこの駅で切り離して、どこどこでタンカーを繋ぐなど、本物そっくりで、荷物係は同じ駅で一日中荷物の乗せ下ろしをしているとか。

 

もちろん、モジュールの規格はきっちり決まっていて、

 

こういうところはHNモジュールと似ているのですが、

 

端板の形状、大きさの規格まできっちり決まっていて、さすがドイツ人。 我々のHNの規定は穴が一つだけが規定で板の形状大きさなど自由です。

これらの規定も含めて FREMO で検索すればホームページにいろいろ載っています。

 

ダイヤ

 

駅の留置線でしょうか。 貨車をどこに留置するかなどなど。

 

イヤホンで運転指示を聞きながら、操作する駅員。 一日中こういうことをやっている様だ。 きつい! けれど面白そう。

コントローラーはDCCです。

 

これは、とてつもなく広い会場での運転会です。

 

さて、これを見て皆さんどう思われましたか?

遠い世界の模型好きの集まり、とだけしか思っていないのではないでしょうか?

 

まず、車両を自作する事だけが鉄道模型ではないことを肝に銘じていただきたい。

鉄道模型は走ってこそで、展示棚に飾っておくのでは単なる、ディスプレイの置物と変わらない。

そして走らせるからには、景色がないと不自然すぎる。 ベニヤ板の上で立派な車両を走らせるのは情けないし、車両に申し訳ない。 こういう気持ちが生まれて初めて、実物の鉄道に近い鉄道模型になるのです。

景色があるモジュールの上で走らせる、ダイヤ運転することは、実は車両にとっても厳しい事なのです。 それは走行性能です。 ですから、HNモジュールでも走らせて脱線する、集電不良、などなどの車両は次回までに整備し直す必要があります。

 真鍮で自作した車両にこういう走りが悪い車両が多いのですが、それは精密を意識しすぎて、模型が模型であることを忘れているからでしょう。

 

ということで、やはり鉄道模型は車両だけではなくて、情景の中を走る。 自宅にレイアウトがあれば良いが、そんなスペースがない人こそモジュールを作って、皆で集まって、大きなレイアウトにする。

とてもFREMOほどの規模ではできないが、3〜4人集まれば、立派なモジュールレイアウトができて、そこで自分の車両を走らせられる。

そして、HOゲージでできるのがHNモジュールしかないのです。

日本中のあちこちに、HNモジュールのクラブができて、たまにはたくさんで集まって大運転会を開く。 それが夢です。

 

以前のTMS(2018年6月917号)にもFREMOの記事を載せたので参考にしてください。

HNモジュールの規定は、私のメールアドレス(m2761504@yahoo.co.jp)に請求いただければお送りします。

 

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教会の修理

2024年05月26日 | レイアウト

バイエルンプラス鉄道で使っている、オーベンドルフ教会です。

クリスマスの時の写真です。 

でも、他の景色にする時にはレイアウトから外して棚の上に置いていました。

ところが、他のものを取ろうとして手を引っ掛けて、約2mほどもある棚から落としてしまいました。

 

あーあ、壊れてしまった。

修理しなければならないのですが、他のこともあり後回しになっていましたが、昨日ついに修理することにしました。

この教会は自作したものでキットではありません。屋根は石膏で作った重いものですが、幸い建物は壊れていません。

 

樋が取れています。 パーツは拾ったつもりでいたのですが、樋がない。 そこで懐中電灯と小さな箒を片手に、落とした部屋を探しました。 こういう時って、案外近くにはないのです。 近くに落ちたものは拾ってあるので、少し遠くを探します。

そして、見つけました。

 

樋をつけて、OK。 こういうパーツがないと作り直すのは大変です。色合わせも大変です。 見つけてよかった。

 

屋根の上の星も歪んでいるけれど簡単に修理でしました。

 

問題は玄関の庇です。 作った時の画像を見て構造を確認して再組み立て。

 

柱などのパーツもちゃんとあったので、元通りに復元できました。 後は木を植えるのみ。

 

 

元の位置に木を植えて修理完了。

 

 

レイアウトに置いて、照明の確認。 ちゃんと灯りが点きました。 これで、今年のクリスマスも安心です。

教会の修理 おわり

 

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ポイントの修理

2024年05月25日 | レイアウト

今日は鉄道模型のこと。

先日、軽便鉄道のレイアウトが完成したのですが

今機関車が乗っているポイントがポイントスイッチを切り替えても動きません。

 

これぐらいの工作をしていた時点では動いていたのです。 もちろんここまでくるまでにポイントの配線は終えています。

それがいつからか動かなくなった。

でも、手ではポイントを切り替えられるので、後から直そうと思っていました。 せいぜい接触不良程度だと思っていました。

 

ポイントをこついても、配線周りを見た程度では動かない。

そこで、本格的に修理。 

ポイントスイッチ付近を調べてたけれど、配線に以上は無し。 ポイントを外さなければならなくなってしまいました。

ヤードの入り口で、ここはもうレイアウト外だと思ってバラスで固定しなくてよかった。

 

ポイントの配線も引き抜きましたが、そこに凧糸を通してあります。 これが修理のコツです。

 

ポイントの裏を開けて調べると、正常です。 ここに直接通電すると動く、 ではコードか? コードの両端の通電を測るとまったく通電していない。 それも赤黒2本共だ。 コードの中で導線が切れているにせよ、同時に2本共なんてあり得ない!!

 

よく見たらびっくり、コードが切れかかっているではないですか。 これでは導通がないはずだ。

でも、何で? コードが切れる様な力がかかったのだろう。 引っ張ってもこんな風には絶対にならないし、ノコギリの様なもので切ったとしか思えない。

築堤工事の後、そんな工具ポイントの下に突っ込んだ覚えは無いし。

原因はともかく、コードを交換すれば終わりなので、新品のコードに交換しました。 ストックがあってよかった。

 

コードをレイアウト基盤の下に通す時に、初めに通しておいた凧糸にコードを結んで引っ張れば、簡単にコードを通すことができます。

 

凧糸を引っ張ると、コードがスルスルと入って行く、 気持ちが良いです。

 

かくして、修理完了です。 やれやれ。

これがバラスがあるところで線路の下の構造も複雑なところだったら、大仕事になっていたでしょうけれど、サラッとしたところでよかった。  

レイアウトは機械です。 メカニズムがあって働く機械なんです。 列車を走らせない飾りのジオラマと違って、メンテナンスができる様にしておかないといけない。 だから、雑誌で凄いジオラマを見ても、走らせないのならいくらでも精密にできるよなと思ってしまうのです。

ポイントの修理 おわり

コメント (2)
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