昨日、大阪で仲間内での歌う会があり、私はギターを持って参加してきました。
それが生憎の雨で、ギターケースに専用のカッパを着せて、譜面台や足台や録音機、カメラ、スマホ、その他諸々の荷物があるので家から駅まで10分足らずだけれど、どうしようかと思案。 なにせ、ギターを濡らしたくないし、タクシーを呼ぼうと決断。
タクシー会社に電話するとどこも通話中。 やっとかかった一件が、今日は混んでいて予約はできませんとのこと。
雨の時にはタクシーは予約が満員なのだ。
そこで、歩いて駅までゆくのに、予定より早い時間に出かける用意をして、小降りになったら出かけようと決意。 たまたま靴用のカッパも買ってあったので靴にそのカバーをかけて、準備万端。 小降りの時に出かけられました。
でもね、電車を降りて、会場まで歩いて5分程度のところなんだけれど、こちらは土砂降り。 止みそうもない。 タクシーを待つが来ない。 そこで、場所を変えてタクシーを待って、なんとか捕まえたが屋根がないところなのでかなり濡れながらタクシーに乗車。 すぐ近くだけれどよろしくと、無事会場に着いたのでした。
あー、なんと話が長い。 そう誰かに言いたかったのです。 背中にギター、首からバッグ、手には譜面台などの袋と、お昼のおにぎりお茶などなど、年寄りにはきつい荷物で雨はたまりません。
会が始まって、このようなグループの歌や
ピアノに合わせて綺麗に歌うグループ。
ヘルマンハープの合奏もあります。 とても綺麗な音ですが、この日は雨で荷物が多くなるからでしょうか、アンプを持ってこなかったので、生音は小さい。 本当に小さな音なんですね。 でも耳を澄ますととても綺麗な音ですが、残念ながら顔が見えにくいだけではなくて、手元が隠れて見えないんです。 ヘルマンハープの宿命なんでしょうか。
ちょっと変わったところでは、詩吟もあります。 漢詩を朗々と歌い上げる。 まあ、皆さん年寄りですから若い頃よりは声は出なくなっているんでしょうが、力強いです。
こちらは、オカリナの合奏。 綺麗な音です。 よく見ると指があまり動いていない人もいたりして。
この会は、高齢者学校の有志の音楽好きな人たちが始めた催しで高齢者学校以外の人も多いのですが、若い人でも50代ぐらいだろうか、60代はとても元気ですが、私なんぞ、80に手が届きそうなので、聞いていても疲れるんです。 そこで、栄養剤を飲みながら参加しているのですが、皆さんの歌や演奏を聴いていると元気がもらえます。
この方達は蝶ネクタイで揃えて歌っています。
こうやって見ていただいたらわかると思います、皆さんグループなんです。 それに対して私はギターソロなので一人。 待っている間も寂しいのです。 ある程度顔を知っている人がいるので、時たま話すこともありますが、基本一人。
このグループの中の人で見たことがある顔の人がいると思っていたら、来られて話をしていたのですが、私としては、HNモジュールの運転会に来られている方だと思っていて、なんで、この会におられるのか不思議に思っていたのですが、大間違いでした。 年寄りの学校のクラスで同じだった人で、しかも班も一緒だったので一年間何度も顔を合わすどころか、一緒に大阪城やいろいろなところに校外学習などで行っている。
同じクラスやったのに忘れたんか? と言われても思い出せない。 今までの同じ班だった人のメモをスマホに書いてあるのでそれを見てやっと思い出した。 申し訳ないが、私はどんどん進んでいるんです。 物忘れが、、
大阪城で私の横に並んでいる人ですが、忘れてしまっていたのです。
さて、私の演奏は
一人で弾いているんです。
曲は
1)少年時代 (井上陽水) 1:40
2)早春賦 (中田 章) 1:50
3)アストリアス (I.ALBENIZ スペイン) 6:40
4)聖母の御子(M.Llobet スペイン カタロニア民謡) 2:05
4曲、説明しながらですが、こうやって写真や文字で見ると音が聞こえないので良いのですが、やはり緊張する。
頭では緊張していなし、話をするのにもリラックスしているつもりですが、指が緊張している。
少年時代は楽譜が簡単そうで選んだのですが「私の心は夏模様」と季節外れを選んでしまいました。
早春賦は季節があっているのですが、その代わり他のグループを曲がダブったりして。
アストリアスは速いのです、右指のアルペジオが速い、案の定指がついてゆかなくて、ジャンのあとにパラパラと音が鳴るはずなのですが、パラパラが鳴らない。 ジャン、ジャンばかりで失敗なのですが、メロディーはつながっていたので、まあ素人さん?には間違いがわからなかったかなとか、自分で慰めています。 言っておきますが家では綺麗に弾けているんです。
聖母の御子はとても綺麗な曲で、ギターの美しい音色が奏でる良い曲なのですが、それは上手な人が弾けばと条件付きです。
上手に弾こうとは思っているのですが、この手がいうことを聞かない。
早い曲は指が追いつかないし、ゆっくりな曲は少しでもトチると、すぐバレてしまうので難しい。 綺麗な曲は雑音が少しでも出ると綺麗ではなくなる、ということで、どんな曲でもクラシックギターを弾くのは厳しいのです。
とはいえ、皆さん拍手はくれて、次回も聞かせてねと優しいのです。
もう一度載せておきましょう。