到着日を除いて、1日目にチェコのプラハ。2日目にヴァイセリッツタール鉄道とレスニッツグルント鉄道に行きました。
そして、3日目です。
マイセンに行きます。 昨日のラウデボイルオスト駅を通り越してしばらく、ドレスデンから25分ぐらいのところにマイセンがあります。
マイセン駅です、でもここでは降りません。 マイセンの磁器工場は次の駅のほうが近いからです。
マイセン駅を出るとすぐに、川を渡りマイセン城が見えます。 このお城で王様が錬金の職人を幽閉して日本の陶磁器のような白い焼き物を作れと研究させたのです。 作れなければ殺されるという厳しい状況で、完成した後はその技術が外に漏れないように職人を一生幽閉したまま城から出さない。 すごい時代があったものですが、そのおかげでマイセンの磁器は今や世界トップのブランドを維持しています。
マイセントリビシュタール駅に到着。この駅止まりでした。 機関車が押す方向で走っていました。ペンデルツークです。 何度も出ているので皆さんも見慣れたと思います。
土っぽいホームと小さな切符販売機、寂れた駅舎。 旧東ドイツだったことがわかる感じです。
この赤いダブルデッカーは、好きな形です。
この中は
2階席です。 座席を進行方向に合わせるなんてことはできません。 固定です。
1階です。 座席が折り畳んであります。 多目的室のようで、自転車や車椅子、バギーなどがおけます。
駅を降りて、普通の民家がある道を10分ほど歩くとマイセンの工場に着きます。
レンガ建の由緒ありそうな建物です。 でも、見学者はこちらではなくて
こちらの建物から入ります。
受付でお金を払って見学コースにゆくと、途中でイヤホンを渡されました。 日本語の解説が流れるやつです。 日本人だと言っていないのに係の人は分かるんだ。 まあ、日本人の見物客が多いからでしょうが。
土を型に入れてロクロを回して作っているところです。
いろいろな形を示しています。 まだ色がついていない。
これはパーツをつけているようです。 人形など複雑なのでパーツに分かれています。
色つけです。見学コースでは順番に回りますが、イヤホンから日本語の解説があるのでわかりやすい。 他の客にはイタリヤ語やスペイン語のイヤホンがあるのでしょう。
マイセンは剣のマークですが、偽物が出るので時々マークを変えているとのこと。 時代によって違うのです。
作業場から出ると博物館があります。 色々な磁器が飾ってありました。
孔雀や鶏、
人形です。 こういうものはあまり好きではなかったのですが、そのつもりで見るとよくできている。 雛人形のように布や紙を使っていない磁器なので経年変化がなく、長年使える。
マイセン工場見学でした。
焼き物にはあまり興味がなかったのでさらっと見た程度でしたが、何か土産を買わなければ
コーヒーカップは高価だし、持ち運びで割ってしまいそうだ。
こんなものを買いました。 壁飾りです。
20年以上経った今も我が家の壁に飾られています。
ドイツの旅 つづく