自宅から車で十数分の範囲にスーパーが8軒ある。そこへもってきてその範囲の周辺地域にこの7月に1軒新規オープンした。結果としてそれらの競争が激烈化している。象徴的なのは当然値引き競争である。私の見るところでは
目玉は①卵 ②さんま でサンマはおそらく標準で一匹100円程度かと思われますがそれが77円とかまた範囲内に専門の鮮魚店があるがそこでは58円とかで売っている。卵も10個で100円なら安いほうであると思われるが先般あったのでは10個、60円程で売っていた。互いにチラシまき競争になっていたがここ暫くはやや収まったようである。(ちなみにその鮮魚店は安いのであるがこの夏ごろから鮭の切り身4切れ298円で売っているがその切り身が明らかにちじんだと思われる これが来年の消費税の引上げをにらんだものかは分らないが)
これらを見ていると来年の消費税引上げは恐らく多くのスーパーで上乗せ可能かどうか疑念が残る。当然私たち消費者サイドから見るなら値上げしてほしくないが転嫁出来なければそれらの営業に響くことでありましょう。それを再来年も値上げして合計10%にするなら(8%段階でも持ち出しが多くなると思われ)中には経営が傾くところも出るのではないかと思う。“アベノミクス“とか言っても個人消費、個人所得の拡大が保証されていない以上先はそれ程長くはない(世論調査でも今後賃上げの方向に行くかという問いに8割は否定的である)そのような状況で残るのは引上げられた重税と削減された社会保障、更にはTPPがらみで値上げされた軽自動車の税金(本日も朝日新聞で自動車税の引上げの記事があったが背景としてTPPの問題があることに一切触れていない これでもジャーナリズムかと思いますが)等々一部の大企業社員以外の多くの国民にとっては痛みだけ残るのが今後の見通しであろう。はやく解散して次の選挙をやったらどうか!