松ちゃんの『やりっ放し やられっ放し』

あなたが気になりだしてから 世界が息づいてる(松任谷由実『緑の町に舞い降りて』より)

カリブ海に浮かぶとある国の…

2006-06-11 13:23:10 | tv
私はこの日6月10日の深夜に初めてこの国名を知った―トリニダード・トバゴ★

私はこの日6月10日の深夜の試合を、そう、サッカーの試合を初めて真面目に見通した。
私はこの日6月10日の深夜の試合で、そう、初めてサッカーに感動した。

スウェーデン対トリニダード・トバゴ。
「ト、トリ…トリニダー何!?」と
テレビの画面上には、その長ったらしい名前故に小さくなったテロップに目を霞めて見た。

『トリニダード・トバゴ』
こんな名前の国があったのか、というのが正直な感想である。
選手は皆黒人だから、アフリカの国だろうか。
赤いユニフォーム。

私は、この試合を見ている時に、今から考えると色んな事を考えて、模索し続けていた。
まず、対戦する両国とも
私の「興味」(最近この言葉が嫌いになってきたのだが…)という情緒から考えると
私の守備範囲ではない。だから、どちらも応援しないし、どちらも応援しえる、という中途半端。
といいながらも、しかし、私の悪いところ。いつのまにか、スウェーデンに肩を入れて観戦していた。

何故だろう。
トリニダード・トバゴは黒人で、多分アフリカの国で、スウェーデンは欧州国だからだろうか。
はっとして、すぐさま視点を換えた。
意外と、意識をすれば、試合の見方などは先入観を取り除いて観られるものである。

赤いユニフォームだから赤いチーム…と表現したら誤解されることもあろう
では、長いけど『トリニダード・トバゴ』で。『トリニダード・トバゴ』は今回初出場らしい。
『トリニダード・トバゴ』の選手が一人退場した。一人少ない。

でも、『トリニダード・トバゴ』はスウェーデンに得点を許さない。例えばキーパーの好セイブ。
『トリニダード・トバゴ』は引き分けに持ち込んだ。それだけなのに選手達は、大喜びしている。

僕も、同じように僕も嬉しかった。