丸底フラスコのブログ(goo版)

ヤフーブログからの引っ越し組

フィギュアスケートを見て泣いた

2014-11-08 22:21:47 | ぶつくさ
テレビをつけたら、ほんとにちょうど羽生選手がこれから滑るところだったんですが

なんか様子が変。

頭に包帯?あごに絆創膏、衣装の襟元に血のようなものがついてる・・・?
なんだ、なにがあった?

滑り出して回転ジャンプ→転倒

ジャンプ→転倒

どうしたんだ、一体…?練習で何かあったにちがいない
アクシデントがあったような画面隅のテロップ


痛々しくてもう見ていられない。
ジャンプが成功した回数の方が少なく、転倒するたびに観客席からも悲鳴のような声と
解説も涙が出てきた、しゃべれないというくらい。

視界が涙でぼやけてくる。

転倒して起きあがるのもやっとの姿に、あと1分50秒あります、頑張れ、でも無理はしないでほしい!というアナウンサーの声。


演技が終わって、もう立っているのもやっとの姿で戻ってくる姿にすごい拍手が。


全てが終わった後に何があったかを知ったのですが、練習中に他の選手と衝突してしまい、
お互いに倒れて動けなくなってしまっていたようです。

そのシーンも見ましたが、もうあれをみせられたら棄権したっておかしくない感じ。

もう気力だけで滑っていたとしか思えません。
自分の演技を見せるため?
いえ、自分の演技する姿を期待してくれているみんなに見てもらいたい、見ている人の力になれるような演技をしたい(修造さんのオリンピックの前のインタビュー話から)。
その気持ちが人一倍強い選手なんだなあと思いました。


その言葉通りもう充分に、見ている人に感動と力を与える選手になっていると思います。
結果も2位。拍手を送るだけでは足らないくらいの素晴らしい結果だと思います。
今はとにかく怪我をよくし、また笑顔で滑ることができるよう回復をお祈りします。


また相手選手だって、あの勢いでぶつかれば普通ではいられないはず。
でもお互いに相手のせい、怪我のせいと言った姿勢は感じられない。
始まる前に裏でお互いに健闘をたたえる意味でしょうか、握手をしていました。
それはもう自分はもちろん、全人類見習うべきものでしょう。


あとこの演技を見ていたかどうかはわかりませんが、この次出てきたロシアの選手も
よくこの雰囲気にのまれず自分の演技をやりきったと思います。
アスリートって本当に精神面も強くないとできないんだなあ。

他にもアクシデントはあったようで、男子は波乱のGPだったようです。

本当に、本当にお疲れさまでした。
そしてありがとうございました。