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我が家には柿の木があります。
そしてそのすぐ脇を、家人のみならず隣の人も通ります。
たまに母と叔母の井戸端会議や布団や座布団を干す縁側があります。
その頭上に……
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白色化してすっかすかの葉っぱと、その先端に怪しげな集団が。
そこを拠点に、ほかの枝にもびっしりとその集団がいて、葉っぱを食いまくった後があります。
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ウワーーーーッ!
いらいらいらいらいら・・・・・・・・
刺されるととんでもなく痛い「イラガ」の集団だ!
養育場になっている葉っぱが10枚くらい。
頭の上にでも落ちてこられたり、食べつくして枝の下の方に降りてこられたりしたら、
人間に被害が出てしまう……
「害虫」っていう呼び名はあまり好きではないんですけど
ここはヒトの生活を優先して、駆除させていただきます。
不本意ではあるけどね……
最初はキンチョールかけてみる?と言ってましたが、
その量と範囲とせっかくなってる柿に影響が出ると嫌なので
(あと真下の柑橘の木にアゲハちゃんがいた)切り落とすことに。
真下から枝を切って自分に降りかかってきたらシャレにならないので、
ビールケースを持ってきてその上に登り、
風上から刈りこみ鋏をゴム手をはめてもち、
ごっそり密集している葉っぱを切り落とします。
一階風向きで自分のほうに向かって落ちてきたときは
ホントに悲鳴をあげて逃げたよ。
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↑貴方はここまで密集しているのを見たことがあるだろうか。
(チャドクもそうですけど、お互い刺さないのが不思議)
こんな状態のを数枚、これより少ない奴も数枚、
びびりながら切り取りつくします。
歩くの結構早い。
落とした葉っぱは、ごみ収集の日に細かいものを入れるための
ポリバケツの中に一旦入れます。
蜂は45度くらいで死んでしまうというのを思い出し、
かわいそうだがもしかして炎天下に放置しふたして熱くすれば
駆除できるかもと思ったのですが、結構耐えてました。
そしてその後やってきた父。
「強力消毒」と手にしていたものは
ガスバーナー……
バケツの中身をひっくり返してゴオオ……
(;>益<){うおわああああごめんよおおお
…いつ見てもこのシーンは、体感温度だだ下がりで鳥肌立ってしまう。
何匹かは多分枝を歩いていたので残っているやつがいて、
鋏でつつき落としたりしましたが、もし1匹2匹いたとしても
人の手の届くところに降りてこなければまあいいかと放置です。
……ご冥福をお祈りいたします(-人-)