昨晩のこと。
帰宅するとデッカチャンが脱走しており、カラーボックスの後ろのヘリに捕まっていました。
草の上に戻してもしばらくうろついていたので
これはそろそろ「蛹になりたい」のサインか?
深夜の12時、日曜日に急遽リサイクルショップで買ってきた
「ないよりはまし」レベルの小さな虫かごに
懐中電灯片手に小石や玉土のまじった土をしき、念のため草もセット。
鋏は持ってるわ、土を掘ってるわ、おまわりさんが通ったら職質されてしまうような姿。
一人深夜にこんなまでしたのに、いざ虫かごに放り込み蓋をすると
閉じ込められているのがわかるのか知りませんが、
右往左往の大パニック。
あまりに不憫で、翌朝再捜索覚悟で蓋を取り
空き瓶に刺してあるヤブカラシにたからせると
不思議に落ち着いてきました。
朝みたら奇跡的に蔓の上にまだいたので、どうやら私の早とちりだったか
・・・
・・・
と油断し、また帰宅後行方不明に。
今度は5分捜索ののち、ベッドの下で若干糸くずをくっつけて
じっとしているのを発見(掃除しといてよかった)。
ほれみろやっぱり蛹になりたいんじゃないか、と
昨晩の虫かごにポイすると
あっという間に蛹室を作成し始めました。
きっと床の上歩いて土にありつけず、途方に暮れていたに違いない。
作ってる様子を撮影。私の撮影の腕ではなにやってんのか
わかりにくい&動いてぶれるので、以下勝手に想像して解説。
最初土をずりずりよせて自分の入るスペースを確保していたような感じ。同時に壁を作っていたのでしょうかね。
次に周りにある小石をくわえては置き、糸でつなぎを繰り返します。
ほんと器用。不思議なくらい上手につなぎます。
自分の頭より大きい石もくわえてぶんぶん振り回してました。
プラケースの壁面にも糸をつないで頑丈に。
続いて自分を覆うように組んでいきます。
周りに組んだ小石を引き寄せてるような感じ。
テントの屋根みたいにしてるのか。
ほぼ隠れるくらいまで組みあがりました。
ちょっと見えてるけど
あの巨体が隠れるくらいの部屋ができました。
誰に教わったわけでもないのにねぇ
あとはこれで「キセイーズ」とか出てこないことを
ホントにホントに願います。
ただ、ここまで大きくなるまで外にいたから
寄生されてる確率は高いだろうな。
しかも体黒いから、黒点があってもわかんないよ。
まだカリカリおとがするので、内装工事でもやってるんでしょうか。
てか、いつまでも電気つけて明るくしててごめんよ