10月25日は晴天だったので、気分転換に、母が入院している病院から、特別に付き添い免除の許可をもらい、女房と二人で、朝早く上庶路にキノコと腐葉土を採りに出かけた。女房が期待したエノキタケは、既に誰かに荒らされてあまり採れなかったが、上質の腐葉土が採取できた。今年の秋は、街中のナナカマドの紅葉とドロヤナギの黄葉が例年になく見事だったのに比べて、山のモミジ類の紅葉は貧弱で、ミズナラの茶色が異様に目立っている。
上の写真は、上庶路の道道西側の山並みである。トドマツ・アカエゾマツの緑色が入り交じったヤマモミジの紅葉を見たかったが、残念ながら期待はずれだった 庶路川左岸近くに迫る東側の山並みは、川が近いせいか、西側よりも少し色合いがよい。
ハウチワカエデやヤマモミジは、朝夕の気温が徐々に十度以下に下がり、適度に雨が降ると見事な紅葉になるが、今年のように10月下旬まで気温が高く、乾燥が続き、急に気温が下がると、冴えない色のまま落葉してしまう。イタヤカエデの黄葉も同様である。
帰りは、途中のカラマツ林でキヌメリガサを採り、夕食時に、女房の「大根おろし和え」を「剣菱」の肴とした。美味!
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