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受動喫煙をなくす進言、提言、提案、要請作戦進行中…

「とくしま健康長寿社会づくり条例(案)」のパブリックコメント ⇒「禁煙」を入れないことには欠陥条例になります

2021-12-03 23:08:32 | タバコフリー社会に向けての報道やネット情報
へ以下の意見・提案を送りました。

1.(基本理念)
第3条 健康長寿社会づくりは,次に掲げる事項を基本理念として,行うものとする。
一 県民一人一人が,「栄養・運動・社会参加」の三要素を柱とするフレイル予防を実践し,生涯にわたり健康で生きがいを持って活躍できるよう,自主的かつ主体的に取り組むこと。

「栄養・運動・禁煙・社会参加」の四要素としては、、
なぜ「禁煙」が抜けているのでしょうか?
高齢者・中高年は喫煙率が少し低いとしても(喫煙者は早死にしやすいので、喫煙者が少なくなって、喫煙率が低くなっている面もあるのですが、、)
これらの年代でも、禁煙することで健康寿命は延びますので、効果は大きいものがあります。「禁煙」を入れないことには、健康長寿社会づくり条例は大欠陥の条例になります。

【参考】「禁煙、節酒、運動… 国立施設、健康寿命延ばす提言公表」 
https://digital.asahi.com/articles/ASP2L4GHXP2KULZU02V.html
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0219/index.html
でも、高度専門医療を担う六つの国立の施設が、第一優先として「●たばこは吸わない。
●他人のたばこの煙を避ける。」を提言しているところです。

・また栄養に「減塩」は入っているのでしょうか? 「減塩」は循環器疾患予防からも重要です。

2.貴県には、受動喫煙防止条例が制定されていませんが、県独自の条例制定が望ましいと思います。既に都道府県や市の十数以上で制定されていますので、それらも参考に、制定の検討を早めに進めてください。健康増進法だけでは受動喫煙が防げないところが少なくありません。
 これにより、高齢者・中高年の受動喫煙危害が減り、健康寿命は延びますので、効果は大きいものがあります。

【参考】北海道美唄市受動喫煙防止条例施行後、市民の脳卒中+急性心筋梗塞の発症が近隣地域と比較して有意に減少しています。
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/information/bibaishisaijoronbun19.07.pdf
循環器病対策はもちろん、健康寿命の延伸にも、がん対策にも、やがて同様に効果が現れるであろうことは間違いありません。

3.徳島県議会は屋内全面禁煙ではなく、(JT寄贈の)喫煙専用室があるとのことですが、タバコ煙は必ず漏れるし、喫煙者の呼出息や服・髪などに付着して、周りに、三次(残留)タバコ煙の危害を及ぼします。
議員や職員への危害防止だけでなく、県民への規範のためにも、「とくしま健康長寿社会づくり条例」の具体的先鞭としても、県議会の全面禁煙化が先ず望まれます。(県内の8の市議会は全て屋内全面禁煙です)



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