授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

「きみもきっとうまくいく 子どものためのADHDワークブック」

2008-10-02 22:27:36 | 読書記録
2004.7.29 / №2
夏の読書2

「きみもきっとうまくいく 子どものためのADHDワークブック」
キャスリーン・ドナー&エレン・ディクドン 著
水野薫・内山登紀夫・吉田友子 監訳 東京書籍

 昨日、一気読みした本です。T先生からの紹介です。
 子どもになじみやすいイラストと、大きな字で、子どもにも読みやすいと思います。
 最初に、チェックリストがあります。チェックリストは、マイナスイメージばかりです。
 10ページで46問。でも、マンガのようなイラストが、マイナスイメージを払拭しています。チェックの数でどうだという評価はありません。
 第3章には、解決方法が示されています。中には、学校でこうしたらいいと言うこともあり、参考になります。
 『忘れないようにするには』『部屋の片づけ方』などは、そのままプリントして、保護者に配りたい内容です。
 その反面、「手首に輪ゴムをはめ、ぱちんとはじく」「ボールを机の中に入れておき、握る」などは、逆効果ではないかとも思う内容も少しあります。我流かなあ。
 ADHDに限らず、子どもは多かれ少なかれ、本書に書かれている項目に当てはまると思います。すべての子に当てはまる、対人関係スキルを学べる本です。ADHDに限らず、すべての子どもや保護者に読んでもらいたいなあと思いました。
 特に、子どもへの関わり方が分からない保護者に読んでもらいたい本です。学級文庫に置いてみようと思います。


「いのちの教科書」金森俊朗 著 角川書店

2008-10-02 22:23:54 | 読書記録
2004.7.29 / №1
夏の読書1

 夏休みに入り、「積ん読」を何とかしようと、少しずつ読書もしています。昨年度の夏休みは、目標30冊などと、無茶な目標をたてましたが、今年度は、少しずつ読んでいきます。

「いのちの教科書」金森俊朗 著 角川書店

 元狸ばやしのA先生から、メールで教えて頂きました。NHKで放映されていて、感動されたそうです。臼井もすぐに本を取り寄せました。
 金森先生は、金沢市の小学校の教諭。様々な教育実践と、金森先生の思いが書かれています。金森先生の特長は、「生と死の授業」妊婦・ガン患者など実際の人の話を聞き、考えていく。「とことん話し合う」例えば、いじめを実名をあげ、とことん話し合う。
 こんなダイナミックな教育をしてみたい。何を言ってもへこたれない子どもを育てたい、そんな本です。
 しかし、同じようなことを考えても、その障害の多さに尻込みしてしまうような実物、体験を重視した授業です。安易に追試をしたら、即失敗でしょう。保護者、学校、地域の信頼理解を得て、子どもたちとの信頼と、本音で話し合える学級経営ではじめて成り立つ授業です。
 漢字文化のような授業など、サークルとの共通点もあり、おもしろいです。ご一読いかが?