授業なんて○○だ!変な教師の成功仕事術

学校の常識とは違う事いっぱいだけど、すべて筆者の成功体験からの仕事術ばかり。変な教師なので、信じなくていいですよ。

台風と天気の変化・第2時

2007-11-13 23:54:20 | 理科
先にめあて等を板書しておく。
早く理科室に来た子から,めあてを写させておく

(板書)
11/7 P6
「台風が来ると,天気はどう変わるだろうか。」

①教育テレビ録画「サイエンスゴーゴー」台風の回を見せる。(15分)
 その間に,黒板に表を書いておく。

 横の項目,雲画像・アメダス・福岡・大阪・東京
 縦の項目
 9月30日
 10月1日
 10月2日

 教科書P6~7をそのまま表にしたもの。
 ノート見本も作っておく。

②表を試写させる。(5分)
 机間指導しながら,ノート見本そっくりに写させる。

③資料からの読み取り(一斉指導)(10分)
 9月30日の雲画像,アメダス,福岡大阪東京の天気の写真から読み取り,表に記入する。
 書画カメラとプロジェクターで,スクリーンに教科書の写真を映し出す。
 「9月30日の雲画像を指で押さえます。」
 「となりと確認。」
 「この雲画像から何がわかりますか。」
 ・山形から福岡に雲がある。
 ・東日本に雲がある。
 ・南の海から雲がのびている。
 「雲の先の南の海の上には,何がありますか。」
 ・台風(前半の映像を見たことが生科されている。)
 「表にはなんて書いたらいいですか。」
 (何人かの意見を集約する。)
 ・南の台風からのびた雲が,東日本にかかっている。
 「9月30日のアメダスを見ます。何がわかりますか。」
 ・関東地方に雨が降り出した。
 「表に書きます。」
 「福岡の天気は何ですか。」晴れ。
 同様に大阪・東京も聞き,表に記入させる。

④資料からの読み取り(自力解決)(5分)
 「10月1日,10月2日は自分で読み取って,表に記入します。」
 机間指導しながら,枠1つにつき,朱で○をつける。
 

⑤発表させる。(5分)
 何人かずつ発表させ,いい意見を表に書き込む。
 書けなかった子は,板書を写させる。

⑥まとめを書く。(5分)
 「まとめます。書き出しは何ですか。」
 ・台風が来るとです。
 「続きを書きます。」
 しばらくして,聞く。
 「誰か発表してください。」
 ・台風が来ると,雨風が強くなる。「おしい,30点」
 ・台風が来ると,雨の量が多くなり,風も強くなる。
  「いいぞ,70点。続きがあります。」
 ・台風が来ると,雨の量が多くなり,風も強くなる。
  台風が過ぎると,おだやかに晴れる。
  「すばらしい!100点!ノートに付け足しましょう。」
 書けた子から,合格印をもらって終わり。

台風と天気の変化・第1時

2007-11-13 23:51:54 | 理科

①めあて「台風はどう動くだろうか」
 台風について知っていることをノートに箇条書きをする。
 全員に発表させる。
 いい意見は板書する。
 ・台風は西から東に動く。いや,南から北に動く。
 ・冬に来る。いや,夏に来る。(秋がどのクラスも出ない)
 など,意見の食い違いも出る。

②昨年度の1年間の雲画像を見る。
 高知大学のHPからダウンロードできる。
 パソコン,プロジェクターで見させる。
 見ながら,以下のことを問う。
 ・方角 ・地名(本州・北海道・台湾・朝鮮半島etc)
 ・天気はどの方角に動くか。

③雲画像で気づいたことをノートに書く。
 ・南から来た。
 ・途中で消える。
 ・台湾直撃が多い。
 ・7月に多い。(実際の映像では,9月が多いのだが・・・)

④大まかに日本周辺の地図を書く。
 菱形の北海道。ブーメランの本州。四角の四国。長靴の九州。
 沖縄,台湾,朝鮮半島から中国大陸。
 板書で示しながら,ノート半分くらいに書かせる。
 昨年の台風の進路を赤の矢印で記入。

⑤まとめ
 「台風は,夏から秋にかけ日本に近づく。
  おおよそ南から北に移動する。」
 何人かに発表させ,板書,ノートに書かせる。